テレビアニメーション「のらみみ」の魅力を言葉にするのは難しい。
周りでも視聴を切った者が少なくなかったりするのが残念なのですが、見続ける選択をした人達にとってついつい周りにも勧めたくなるような作品です。
自分も最初は見ては録画を消し、見ては消しと大量に視聴している番組の一つであり。忙しなく過ごしている日々の中でどうなのかと問われれば、良い作品だけど強くは押す事も無く……
だったのですが、今はちょっと違います。
考えさせられる部分が多いんですよ、これが。
別に気張らずに見ても楽しいのですけど、ふと大人になった自分。大人の視点で見た時に、こうグッとくる深みがある作品。考えすぎても仕方がないのですが、それでも心に何か残っていく、どこかノスタルジーに浸りつつも前を向いて歩んでいける気持ちに慣れる。
暖かな何かを残していってくれるサンタクロースみたいなアニメなんです。
さて今回もサブタイトルだけを見れば
「魔女っ娘メリィーちゃん」となんだ魔女っ娘かよ! とか思われそうですけど、ちょっと第二次成長期っちゅうかなんちゅうか恥ずかしさを持っていた(今でも持ってますけど、汚れてますから〜)少年時代を思い返すと直撃。クリティカルヒットしちゃいましたから〜
実際に見ていただくのが一番なんですけど、居候キャラである
メリィー(CV:本名陽子)と
シゲル(CV:下野紘)少年の現在の関係をとにもかくにも理解できていたのはある意味制作者と視聴者であるって状況なんですけど、確かにあれは、ね。
居候キャラの思考と人間の思考はある部分でずれてしまっているからこその少年の切なくも甘酸っぱい別れになったのかなぁ。
また見返そうと思いますけど、
半田っちみたいにキャラ離れが全然出来ていない大人もいますけど、
シゲルくんは、メリィーへの思いを思い出に変えて、何だかイイ男になりそうな予感も。
嗚呼久しぶりに感想を書くとさっぱりだ。
この作品に欠かせない要素としての「出会い」と「別れ」って始まりと終わりのイベント。別れてもそこで終わりじゃないのが、また素敵です。
実際自分もドラえもんだ、コロ助だったりと小さい頃は相当な憧れを持っていたものです。
うーん、先週の「パラレル送別会」もそうですけど別れる事も贈り物になるってお話、演出には魅かれます。
コンビニで売ってたのでしか原作を確認はしていませんが、アニメ制作スタッフの「のらみみ」への思いの深さ、愛情とも取れる力が生み出した、原作の魅力を全く損ねる事無く、ちゃんと新たな魅力を加えつつ一本立ちさせてるところが、原作を完膚なきまでに破壊したり、否定したり、好き放題やってるアニメを立て続けに見た身には感動すら覚える制作姿勢です。
いや、姿勢がどうとかでなく。きちんと作品として成り立ったものを当たり前のように生み出しているのだけれど。その当たり前が如何に難しく、やれない制作者多い中で、ちょっとこれはクリスマスの奇跡みたいなものかもなぁ。
街がクリスマスシーズンを迎える中で、
メリィーが
シゲルと一緒に買い物に行きたいと願い。それが実はお別れパーティーの準備だったりしたんですけどね。
言い出せないのはお互いだった。
初めて男の子の所に居候する事になった
メリィーが、どうしてそれを選んだのかとかは置いといて。何と言うか距離感的には同居している従姉のお姉さんみたいなポジションなんだろうけど、そこはキャラ。それは男の子として成長するにしたがって複雑にもなりましょう。
魔法の秘密も秀逸でした。
小さい頃は見せていてくれていた魔法。でも最近は見せてくれなくなった、使わなくなった理由もね、ああ上手いなぁ。
最後も走っていっちゃうとこが、余計だったのか、そうでもなかったのか。この決して全てがスッキリしていないんだけど、結論として今回もそこが妙、絶妙になっていく後々に。そう感じられる名エピソードでした。
アニメ「のらみみ」公式サイト
のらみみブログ
のらみみ VAP公式
IKKI 連載作品紹介−のらみみ 原一雄
おたまじゃくそん(原作者公式 原一雄 お知らせサイト)
#のらみみ_11
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posted by みやびあきら at 08:00
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