2004年11月24日

巌窟王 第八幕「ブローニュの夜」

 元々はヴィルフォール家の持ち物だった館を自らの別荘としたモンテ・クリスト伯爵。一番の復讐相手はフェルナン・ド・モルセール将軍なのでしょうが、ジェラール・ド・ヴィルフォール主席判事やダングラール男爵を含めた3つの家やそれに関わる人々を巻き込んでの大復讐劇でございますな。

 薄暗いブローニュの森、そしてオートイユの別荘。どうやら過去にヴィルフォール主席判事ビクトリア・ド・ダングラールとの間にあった親密な関係の結果を誤魔化すために悪事がなされた模様。合間に掘り返された墓のカットが入ったり、外から伺うかのような謎の男もいたりでございます。汚れた小さな箱の中には堕胎した子供かはたまた生れ落ちた直後に殺された嬰児の亡骸でも入っているのでしょうか? 犯罪性を考えると殺した… んでしょうね、誰かを。

 ヴァランティーヌ・ド・ヴィルフォール嬢は義理の母のエロイーズ・ド・ヴィルフォールから思いっきり一服盛られています。何の毒かは分りませんが、これが一回目ではなく伯爵の扇動もあり本格的にヴァランティーヌを消しに掛かった模様。そんなエロイーズ伯爵の身体の不調もあったのか?つれなくされております。

 伯爵の過去に深く関わっている筈のメルセデス・ド・モルセールはマルセイユに拘る伯爵に真意を尋ねつつ、会いたい人がいる旨などを吐露しております。…伯爵の心中や如何に!?

 報われなさそうなマクシミリアン・モレル大尉ヴァランティーヌへ謝罪をし、改めて思いを伝える姿は無骨ながらもこの作品の登場人物の中ではまともな人物でしょうね数少ない。彼の実家がマルセイユであることも今後何らかの関わりを持ってくるのでしょうか?

 カヴァルカンティ侯爵を名乗る刑務所から出されたばかりのジゴロ、スケコマシ臭プンプンの男ですが、もしかしてユージェニーを狙っていますか!? ぎゃ〜〜〜止めてくれぇ〜〜〜〜〜!!! と見ていて思いましたが… う、う、悲劇が待っていそうですか、そうですか。なんて言うかユージェニー・ド・ダングラール嬢を見ていると、彼女なら一人でも生きていけて幸せになれるんじゃ… 等と淡い幻想を覚えます。でも無理か…

 すっかりヘタレキャラとして定着しているアルベール・ド・モルセール子爵と何だか親友以上の関係を望んでいそうな(苦笑)フランツ・デピネー男爵。アルベールはもうお坊ちゃんでお馬鹿さんだから仕方がありませんが、警戒心を持って伯爵に接しているフランツも今日の話しを見るまでも無く掌の上でございます。

 う〜〜ん、割と今回直接的な行動で相手に近づいた伯爵と、その伯爵の持病の謎も含めて見逃せないです。

巌窟王公式  #巌窟王_08
トラックバック概要:これはまさに復讐劇なんでしょうね。悲劇の主人公が復讐者として周囲を無理矢理舞台に引き摺り上げて一大オペラを華々しくも苦しげに公演し続けている… みたいな。
posted by みやびあきら at 19:17| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 放送終了アニメ感想〜2005春 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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