2004年12月30日

ふしぎの海のナディア 第38話「宇宙へ…」第39話 最終回「星を継ぐ者…」

 連続39回と最初からサブタイトルの時に表示されていましたので、終盤はまさにカウントダウンにも思えましたね。それは過去も現在も変わりません。

 第38回「宇宙へ…」 最終回「星を継ぐ者…」まとめていきます。

 パリ上空での決戦! 今見ても熱いですね。ガイナックス自体の「トップをねらえ!」パロ。他作品からのオマージュ!? はBSアニメ夜話を見ていたこともあってより楽しく見られました。バリアにはバリア。縮退炉には縮退路。このような分りやすい対立構造はすんりと頭に入ってきて、よりそのシーンに見入ってしまうことになりますよね。

 Ν −ノーチラス号も強いのですが、レッドノアの方がどうしても出力が上なので不利ですが、そこは限界まで戦う姿勢も素晴らしいネモ船長を始めとするみんなの努力で打ち破り、グラタンが侵入する辺りは盛り上がります。

 宇宙へと上がったレッドノアを追い駆けてΝ −ノーチラス号も宇宙へ上がりますが、そこには罠が! しもべの星ルシファーを経由して襲い掛かるバベルの光。バリアが持ちませんって! でも子供心に所々穴の空いたバリアってどうなってるのかよくは分りませんでしたが、今でもかなり強引な考えで無いと説明できませんね(^^;) しかし、そんな事は良いのです!!戦いの激しさがより伝わってくるノリが大切。ああ大切さ。

 グラタンの最期はシリーズを通して一番活躍したメカな分。最後までよーやったと褒めてやりましょう。グランディスサンソンハンソンも第1話初見での第一印象は悪玉トリオのぱくりやん等と感じましたが、その通り。だからこそ素晴らしくいい人たちでした。

 話はかっ飛ばして、ガーゴイルの趣味の悪さは選民思想の上に成り立っているものですから始末に負えません。ナディアの兄ビナシスは本当はタルテソス王国が滅んだあの時に死んでしまう所をガーゴイルによって機械化され、ネオ皇帝として、そのブルーウォーターを扱える能力の為だけに利用されていました。

 もう声が塩沢兼人さんなので、一連の流れは胸が苦しくなります。この頃からガイナックス作品ではケーブルが引っこ抜かれて動く筈が無いものでも動く事が出来る事を見せてくれています。実の子により撃たれて死んでゆくという、残虐な方法でネモを処刑しようとしたガーゴイルですが、彼には理解出来ない事だったでしょうね、兄が妹や父、世界を思う気持ちなど。

 …語りだすと厳しいジャンの転落死シーン(物凄くあっさりと描いてしまった分、その空虚さが死の空虚、喪失感を強くしていたのかな……)エレクトラさんへの電撃も含めてなんといって良いのやら……

 最終的にガーゴイルもすっかり人間となってしまっていた現実。彼は最後に何を思ったのでしょうか?光の中で塩に変わってしまいます。アトランティスの民で純潔を保ち、ブルーウォーターの力を使えるのはナディアの家族であった4人のみであり、その後は押して知るべし。怒涛の展開の家庭でエレクトラネモと結ばれ、その子を宿した事や、一人だけアトランティス人として残ってしまったナディアに対し、そうでは無い事を伝えるジャンの姿。もうやってくれるぜ!!

 終わりよければ全て善し!! なケースとして納得できるだけの力がこの作品『ふしぎの海のナディア』にはありました。

 エピローグの後日談はみんな変わりなく… あ、でもマリーサンソンが結婚したのには賛否両論あったような(苦笑)
 とにかくNHK総合のゴールデン(NHK総合毎週金曜日夜7:30〜8:00 に初回放送されていた事が、今見ても奇跡に思えるほど時代は変わりました。またこんなアニメをTVで出来るだけ多くの人が見られるような事があると良いなと願いつつ、ちゃんと感想書けなかったので、美味しい所を見返そうと思いました。DVDも引っ張り出して(爆)

NHKアニメワールド:ふしぎの海のナディア  #ふしぎの海のナディア_38 #ふしぎの海のナディア_39
posted by みやびあきら at 19:15| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(1) | 放送終了アニメ感想〜2004冬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 「ふしぎの海のナディア」再放送、終わったんですね。実は、再放送は観てませんでした。
みやびあきら様の、お勧め記事は読んでましたが、ごめんなさいです。

 本放送&録画、その後レンタルVTRと何度か観て、当時はかなり革新的かつドラマチックで、楽しんだのは覚えてます。
 それで、調子にのって続編の「劇場映画版」まで見に行って、見事に爆死しました。今はもう懐かしい?思い出ですが、あれは記憶に残る「酷い」劇場アニメでした、トホホ…。
 庵野監督か誰か?の、劇場版用絵コンテ等を収録したムック本があって、それを見てると、実際の劇場版とはまるで別物という感じでした。
 結局、最後を穢された感覚が強くて。その後、CDドラマの後日談とかも聞いてますが、もっと奇麗に最後をかざれなかったものかと、評価が下がってしまいましたです。
Posted by 読一 at 2004年12月30日 22:33
いえいえ既にご視聴であれば問題などございません。

劇場版は後にCATVで見ましたが、噂以上のだめっぷりに思い出が穢されたとしか言い様が無いですよね。
ガイナックスはこれだから困ります(作ってるところは違いましたけど)

あれですね、CDでもGOGOエレクトラさんとか聞いて凹みましたよ(言っちゃった!)
やっぱり世界観を大切にしないと、遺産で食ってちゃ駄目ですよ、やっぱり。
Posted by みやびあきら at 2004年12月31日 18:53
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ふしぎの海のナディア 39話「星を継ぐ者…」
Excerpt:  一旦、脱落宣言しておきながら、人の意見に流されやすい私は性懲りも無く視聴を再開していたのでした。  さて、いよいよ最終回だった訳ですが、頭では凄い作品だと、それなりに感心しながら見ていたけれど..
Weblog: おれんじの輪切り
Tracked: 2005-01-14 03:39