よくよく躁鬱なキャラの見せ方ばかりをさせられると正直滅入ってしまうのですが、流石にもう覚悟できたんだよね? 何度も何度も繰り返しさせられる。スタッフの都合ばかりが見えてしまうキャラたちの言動には一貫性が無いだけで自由にさせて貰えないキャラ達が不憫で不憫で……
と、久しぶりに感想を書いたの愚痴から入るとは俺はまだ信じ切れていないようです、今の流れを。
アネモネが絶望病の少女から無理矢理薬物などなどで強制的に今の能力を手に入れていたり。デューイが益々意味不明なキャラで小者化していくなかで、結局アネモネを使っているしなぁ。……アゲハ隊の子供達も言動が一貫してないので更に存在意義が分らん。演出過剰な説明台詞が与えられた役割なのだろうか。
さて、レントン達が今回辿り着いた場所の上がテンシャン山脈なのかとか。あそこは実は本当に地球でコーラリアンが覆う事などで地上を再生していたのか、はたまた全く別の星を長い間を掛けて地球化したのか、地形も含めての完全テラホーミングだったのかとか謎は謎のまま。更にお姉ちゃん出てきちゃった!? それともやはり精神世界のままでレントン達は幻想を見ている? うーん、謎だ。精神世界でしかなかったものが具現化し実際の世界と入れ替わるほどの事が起こるのだろうか?
エウレカに蝶のような翅が生まれたのはどういった意味があるのか。アゲハ計画と名付けたからにはやはりアゲハチョウのアゲハであり、幼虫、蛹、成虫。つまり成虫となったエウレカは子孫を残せる存在に変態したって事ですよね? ミーシャがグレッグに渡した愛のこもったデータこそは愛情、つまりエウレカの変化の記録でしょうから彼女が人間と共存だけでなく共生、交わる事すら可能になっていく可能性の記録と推察とか?
しかし普通の蝶なら子孫を残せれば死んでしまうところでしょうけど、むむむ。現在のエウレカは羽化したばかりの非常に弱い時期でもあるでしょうから、はてさてどうなるのやら。琥珀とか言ってましたけど琥珀の原料になる樹液とかはどうなって? 足跡は複数ありましたがあそこまでの大きさに琥珀が成長する時間。また、足跡を覆った部分の時間的経過。謎だ謎だ!!
レントンがチャールズさんの言葉の意味を噛み締めたのが先週の話し。ホランドがレイとチャールズの事を口にした今週。チャールズとレイのビームス夫妻ほどキャラが一貫していて揺るぎの無かったキャラがほぼいなかった為に、芯があるスジが通っている彼らに頼るしかなかったってとこでしょうか。最初は姉の残した(元は父親のアドロックの言葉でしょうが)「ねだるな。勝ち取れ。さすれば与えられん」がしっかりと背負っていくと思いきや、発言を繰り返す人たちがしっかりしていなかったり、姉のダイアンまでおかしな描き方をしてしまった為に、この名言すらも揺らがせてしまったスタッフは大失態をおかしたんじゃないかと思っているのですが。
だからこそ頼りになるのは出番は少なかったが、見事にキャラが立ち、レントンを成長させて散っていった、チャールズとレイ。ここぞで思い返されるってのはそういうことなんじゃないかと。
話がでかいのは私も大好きですけど、頭だけで考えるとこうなっちゃうのかですね。
そうであってもレントンとエウレカには幸せになって欲しいと。……公式サイトの一部キャラ紹介がシルエットのままだったり、ワールドないのキーワードコンテンツが結局このまま更新されないで最終回を迎えてしまいそうなところが、微妙感を強めてしまっています。面白い話なのに面白く見せられなかったで終わらない為に、ここから大逆転するとイイナ!
交響詩篇 エウレカセブン
交響詩篇 エウレカセブン(MBS)
TBS | 「交響詩篇エウレカセブン」 (Eureka seveN Psalms of Planets) #エウレカセブン_46
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2006年03月13日
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交響詩篇エウレカセブン第46話「プラネット・ロック」
Excerpt: 「モーリスの時代には、オレやママが経験したみたいな悲しい出来事はきっとなくなる。がんばるよ、オレもママと同じくらいモーリスが、みんなが好きだから。」 「愛する人がいます…??
Weblog: CHEZ MOKANA
Tracked: 2006-03-16 21:10
「もやしもん」でもテラフォーミングの話は出てますね。