色々と書きたいことや感想もありましたが、簡単に書いておきますか、最終回前だし。
先週の第二十五話「地獄少女」を見終えた後。ええ、妹とは別々の部屋で見てるんですが、見終えた後は必ず話し合っておるんですよ『地獄少女』に関しては。
簡単に纏めると。
妹曰く「閻魔あいとなった、あいはまだ怨みをはらしきっていない。仙太郎を殺せなかった、仙太郎の血族を絶やしていない。だから怨みを晴らしていない状態だから地獄にまだ流されない」云々。
そこで話を詰めていきまして。地獄少年、ジル・ドゥ・ロンフェールもまた本当に殺されたのであろう。しかし彼は甦った後に自分を殺した両親を既に殺している為に怨みを晴らしている。だから、力を持っていても地獄少女によってまた地獄へと流されたのだろうと。
あいを輪入道たちが止めようとしたのは、今、閻魔あいを存在させている恐ろしい今での巨大な怨念は晴らされていないから絶大な力を持っているのであり。もしも新たな怨みを持ち、晴らしてしまったら地獄へ流されるのであろう。
最終回は柴田つぐみが如何に父親の一が人々苦しめ、怨まれているのか、数々の悪行を見せられるのであろう。その究極が母親をしに追いやった罪。おそらく浮気なんてしていなかったのだろう。いつでも自分が正しいといった正義のマスコミ視点である一は他者の事を考えるよりも先に、自分の考え方や信じたものを優先する。
苦しんでいた妻のことなど顧みずに、一方的に悪として死に追いやった姿を見せたときにつぐみは……
紐を解かないのであろう。
逆につぐみが仙太郎の姿と思いを見せてしまうんじゃないだろうか? それによって閻魔あいを開放してくれるんじゃないだろうか?
これは希望的観測。失敗すれば何も変わらない、またはつぐみも地獄へ行くだけ……
でもね妹も俺も思ったけど、仙太郎はあそこで自分が殺されてもあいを助ける事をすべきだったし。あの段階で村を出て行くならば、もっと早い段階であいを連れて逃げるべきだったよな。どんな贖罪をしようともあいを長い間苦しめ、またあの蜘蛛(あいの祖母となっている存在?)に囚われた蝶のような…… 多くの人々が絡み取られ地獄通信の名の下に地獄へ流されたことを知るべきだ。
極論では一緒に死んでやれば村人皆殺しで終った? それとも二人一緒ならばと極楽にいけた?
とにかく最終回を楽しみにしています。