2005年03月01日

BSマンガ夜話 『パタリロ!』を見て。

 BS マンガ夜話 第32弾第一夜。

 最初のVTRを見て期待をしてしまいましたが、パタリロを読み続けている私には今二つ、三つ。食いつきは良かったんですけどね、白石冬美さんのナレーションですからね、まさにパタリロ! ぼくパタリロ! のまんま。

 やはりいしかわさんのように20巻までを読んで語ると言うのでは、今回の対象視聴者の想定が過去に「パタリロ!」を読んだ事がある人向けの内容に留まっていたようにも感じる。パタリロは変わっていない所、変わらなくても良かった所は確かに変わっていないのですが。明らかに変わった、一皮向けたと感じる時期が幾つかあるんですけどね。

 丁度例に出たプララの家出辺りの話。泣けたとか言う感じでしたが、あの頃既に連載を追いかけていた自分からすると泣き所がずれていて、やはり人それぞれだと感じました。リアルタイムおこちゃま読者としては、その前の段階が泣き所としてあり、あの頃は泣くよりもその境遇に追い込むことになった対象に対する怒り、ストレスで面白くないと感じていた辺りなんですよね。継母のイジメの前の実母(ロボットですけどね)実母の死と別れの方が泣き所であり、この頃は読んでいて唇を噛むかのような時期でしたので泣き所とは感じられなかったのですよ。

 それとやはり時期も時期ですのでCIAのヒューイットに関しては全く触れられませんでした。ええ、彼は重度のロリコン。パタリロの登場人物の中では稀有な存在であるロリータコンプレックスですからね。いいキャラ何ですけど、触れようがないのは仕方が無いのでしょうね。元々出番は少なくなって久しいですし、腕が立っても所詮はロリコン扱いなのは原作と同じ…… 不憫な奴です。バンコランと自分の嗜好の違いでそこまで非難・軽蔑されるのは何故なのか理解出来ないままに、常に弄られ役の貧乏くじを引くアーサー・ヒューイットを俺は応援するよ。彼の狙撃能力は素晴らしいし、仕事もパタリロに関わることさえなければ出来る男なんですよ。でも、ロリコン(爆)追い討ちを掛けるが如くノースダコタ(アメリカの千●)出身の田舎者を越えた日陰者扱い(ひ、酷い… 泣)ちなみに時代劇編での名前は「呂利紺飛遊糸之助」…… う、う、「心はジプシー」の替え歌のロリコンバージョンを思い出すぜ。

 ところで「花とゆめ」連載分の末期頃には確かに面白いエピソードも減り、正直連載が終わってしまう覚悟もしましたが。掲載誌を変えてから良い方向に変わっていったと。4コマコミックなんかもそうですが。あ、その手のお店に実際に魔夜峰央先生が行ってからの数々の迷エピソード。後に「東カリマンタン」に関わるお話は至極の出来かと(笑) 最初パタリロが船底で体験した悪夢のような出来事(結果、パタリロのトラウマになってしまう)あの見事な世界で彼等彼女達にしか出来ない御技! 回してピタッ!と止めるなんて、揃えるなんて出来ないって!!

 東カリマンタン・エピソードパタリロ読んだことが無い人でも読んで頂ければ衝撃を受けると思うんだけどなぁ。そのうちどの程度の人がファンになるかは劇薬ですけど。私はあの辺りで確実にこれからまた何年かパタリロが闘えると確信しましたよ。

 マニアックな話で言えば、悪魔に纏わるエピソード。私はあれで悪魔関係に興味を持って、色々調べる切っ掛けになりましたよ。つまりそれまで大した知識の無い子供が読んで、そこから無駄ともいえるかもしれない知識を自ら身に付けていく力を与えてくれた訳ですよ。ソロモン王は聞いたことがあっても、ソロモンの指輪と聞いて、実際にそこから「ソロモンの鎖骨」に辿り着き、数々の悪魔や天使関連の知識を身につける子供が実際に此処にいた訳ですからね(^^;)

 おかげで少なくとも他の創作物やこのブログを続ける上で大いに役立っています。

 クトゥルー関係は、既に別のところで洗礼を受けてからパタリロでの関連エピソードを読む事となりましたが。これは以前の悪魔関係とは違って基礎知識を持った上で楽しめた訳ですよね。余談ですが、妹に対しナイアルラトテップについて語る兄の姿がそこにあった!!

 ちょっと長くなるので纏め直そうかな? 今日はここまで。
 P.S.アスタロト大公爵は好きに決まってますからね♪ 俺の中での悪魔達は魔夜先生のデザインがデフォです。しかし、本当に後にも先にも魔夜先生の画風・作風を継ぐ漫画家出現しなかったのも長寿の秘密かもしれません。本当に後継者や系列・系統図が思い浮かばないんですよ。娘さんの絵柄もちがうし(「親バカ日誌」参照のこと )
posted by みやびあきら at 05:02| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 放送終了アニメ感想〜2005春 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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