2006年08月17日

イノセント・ヴィーナス 第3話「倭寇」第4話「襲来」

第3話「倭寇」 ……記事を書いて公開してたつもりが未公開設定のままだったので4話と一緒に、

作品としてはただでさえ、話題に上りづらいWOWOW放送である弱みを持っているからには、何か売りに出来る優れた、輝いたところをアピールしないといけないと……

公式でARMS関係が更新されてたんで、見たのよ。
こういったリアルな部分を売りにしてる筈なんですが、本編だと色々おかしなことになってます。航空機に潜入するために、護衛機を兵員輸送も兼ねた特殊機?で撃ち落すってのは、装備の技術差も出たんでしょうが、無茶だけど面白いと思いました。でも機体に降下するときにあれは無いかと。ムササビがどうだとかじゃなくて、気流の流れを無視してるんじゃない? あれはちょっとどうよと思いました。

でも一番どうかと思ったのは仁と沙那と更にグラディエーターが乗ってるトラックをピックアップしてったヘリね。あそこおかしいでしょ? 磁石でくっ付けたのは手っ取り早いギミックなんでしょうけど、トラックの外装は何で出来てるの? 構造的にトラックは平気なの? 一番おかしかったのはヘリの全長と、高度と、ワイヤーの長さ、道路の幅、崖との距離、崖の高さ。その辺りごまかしてたけど、個別で見ていくとピックアップ不可能な位置でやってませんでした? 海賊船の後部甲板に着艦して収納して潜航する。あの時見えた機体の長さと道路の幅。ヘリの方が長いのに向きおかしなことになってませんでしたか?

崖の高さは相当あったようにも見えましたが、引き上げる時の高度が…… 崖に接触してしまいます。海沿いでもあるってのに……

このアニメって、風(の流れ)の描写が無かったり無茶なんで、どうにもリアルな感じがしてきません。

冒頭豊口さん声の副指令とファントム司令官が出来てます、男女の関係を臭わすの早い。まだキャラ立て出来てない段階であれは、それで立てたつもりなんでしょうが、実力を見せた上でセクシーなシーンもありなんじゃないかと。普通に司令室で会話してても良かったんじゃ? 大人の雰囲気=エッチありとかでも無い気がします。

後は見ての通りでございますが、司馬虎二は死に装束って事で正解? 既に死んでいる。死んで当然なのでその覚悟としての死に装束なのかな?

第3話はどうにも物足りない違和感だけが強まった残念な回でした。

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第4話「襲来」

第3話が今ひとつ過ぎた反動でもないですが、結構面白かった!? まだまだ改善すべき余地はありますが、スタッフの見せたいもの何かを僅かでも感じられた気がしたので、今回は善しと致したいと思います。

謎の潜航艇「いしん」のロストの仕方や、ファントムの副指令であった司馬虎二(CV:石川英郎)の立場なんかを見ると、どうしても「沈黙の艦隊」の冒頭を思い返してしまいました。海に潜れるからこその海上からは見えない事を利用した、ソナー探索や識別信号消失による意図的な偽装。圧壊音や漂流物で誤魔化すの定番ですが、正直最新鋭の原潜ならともかく、あの形状で音も無く隠れていたり移動するのは困難だよなぁ。最新の偽装技術があるのかも知れませんが、少なくとも今回海上である隠れ家では外から思いっきり探知された挙句に「いしん」級であることもばれてるし。

その辺りはファンタジー。
虎二がどうして試験公開中の潜航艇を奪ったのか? 名前が出てきた「薩摩?」とか、別勢力が関係しているのかはこれから明かされるのでしょうけど、レニー・ヴィクロー現副指令(CV:豊口めぐみ)と男女の仲っぽかった? 少なくともレニーは虎二に対して恋愛感情があったようなのは伏線として消化されるのかな?

葛木丈(CV:野島健児)が駆る、専用の黒いグラディエイターが思いっきり崖から飛び降りて、更に海中でも行動可能だったのは万能兵器でちょいとビックリ。そこまで高性能だったのか! 陸上、海上、海中もOK!? そのうち飛行ユニットつけて飛ぶかも!? でもこの段階での描写は相変わらず風や波の描写が無いに等しく、3Dモデリングで動く兵器が画面から浮いてる感が強い。

が、見下ろすごらを見ると風の描写が微妙に出てくる。更に後で崖を降りるごらのといこでは音も含めて風の描写がなされている。足りないと思っていた風の描写がごらのところを含めて、他のところでちょっと出てきたのは印象が好転するだけのものが私にはありました。後で波に関しても少し描写がされるようになってきましたが、こっちはまだまだ足りない感じです。大変でしょうけど、環境描写は頑張ってもらいたいです。

沙那と仁を助けに行った丈ですけど、虎二の罠ではあったんですけど、以前の警官2名を倒す時の無駄な動きや演出ではない、すみやかに敵を黙らせる動きこそ望んでいたもの。派手さは要らない、ある意味機械的にミッションをこなす姿こそがこの作品には相応しいと思いました。

丈と仁が合流してから甲板の主砲を制圧しに行くときの演出はなかなか良かった。分りやすく言うと、見ていて気持ちのよい手際と動きでした。ここは褒めどころです! 勿論穴もあるんでしょうけど、ここは素直に「おおっ!」と楽しめました。そして、仁が上手く行き過ぎることに違和感を覚え、止まりますが丈がそのまま飛び出すってのは二人の性格の違いを表していたようで、簡単に虎二の罠に嵌ったとはいえ、キャラ立てとして良かったです。

結局は同じファントム部隊の出身者といったこともあり、こういった時にどういった行動を取るのか予測が容易かったってこともあったのでしょうけど、他の作品なら、沙那の居場所が分らなかった場合は素直に居場所を探る、探す行動に出そうなところを先ずは敵の主装備を逃走の事も考えてでしょうけど制圧に向かった脚本演出が心地よかったので。罠に嵌ったミスのマイナス印象は特に無かった訳です。

でもお約束のように虎二と丈の一騎打ちってのは、娯楽作品の宿命のようなもんでしょうか。公式に説明がありますので引用すると丈が装着していたスーツは「ライト・ウォーリア」正式名称:壱七式強化装甲服 と言い。
装備 : ヘルメットシステム(暗視装置等各種センサー、網膜投射型ディスプレイ内臓、対NBC防護マスク)ボディーアーマー(防弾機能、バイオセンサー搭載)人工アシスト筋肉(両腕部、両脚部)携帯型コンピューター
かなりの優れものなんですが、虎二は生身でこれに対して勝ってる辺りが気になりました、司令官はもっと強いですかね? って点で。

追っ手としてのファントム部隊は丈、仁、そして虎二と「いしん」に一方的にやられてしまったように見えました。それはやはり個人の能力差もさることながら、グラディエイターの戦闘力が勝っている…… 公式によると、ほんとか嘘(偽情報)かは分りませんが、
ライト・ウォーリアの発展型開発された重装甲パワードスーツで、搭乗者の神経組織から電気信号を読み取って動かすシステムが採用されている。しかし、搭乗者にかかるストレスが高く、問題が解決されないまま開発チームの主任が殺害されてしまったため、現状では7体しか存在せず、搭乗者も限られている。
となってますので、新たな機体は投入されておらず、丈の流す涙の秘密もその辺にあるっぽいですね。

南総? なのかな(日本が舞台だから南宋は無いと思う)目的地と会うべき相手も明かされ(虎二が示した相手は元々会いに行く相手だった)ちょっとは道筋が明かされはしましたが、未だヴィーナスの謎や、ファントムを裏切った人間達の真意も不明。国内的には幕末を意識してるのかもしれませんが……

虎二が相方の女性を「おりょうさん」と呼ぶのは坂本龍馬の妻であるおりょうを意識しているとすれば、虎が龍のつもり? すると長州や土佐とかも出てきますかね? 西郷や勝とかに当て嵌まる人間も居るか知れないですし、ちょっとそのあたりも考えて今後の物語を予想して楽しんでみようかな?

ところで、旧副指令(二階級特進)を現副指令が撃てなかったわけですが、スティーブは気が付いてましたよね? 撃たなかった事に。この辺りが波紋を呼ぶ伏線にもなるかどうかは謎ですが、プロフェッショナルの前に恋する女性である事を見せる事になっているようです。愛憎深い展開は好みではないですが、ケリはつけてもらいたいです。

そんなこんなで第4話は強くはお薦めしませんが、薦めても良いかな? う〜んやっぱり微妙??(^^;)

イノセント・ヴィーナス(公式)
イノセント・ヴィーナス(WOWOW)
イノヴィ 解放同盟(ネットラジオ・ラジオドラマ 毎週火曜日 15:00更新 配信期間:配信開始日より4週間を予定(常時4回分を配信))
#イノセントヴィーナス_03 #イノセントヴィーナス_04

posted by みやびあきら at 15:00| Comment(0) | TrackBack(1) | アニメ・ゲーム・コミック感想&NEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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イノセント・ヴィーナス 第4話「襲来」
Excerpt: Noble Roarう〜〜ん、何かこの作品って女性が作った軍事モノっぽく感じちゃうんですよねぇ。 名前だけインパクトある様にして、それらしい雰囲気を出すのが少女漫画で良くみられる作りなんで。 内面..
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Tracked: 2006-08-17 20:25