2006年08月31日

無限のリヴァイアス 第26話「sere26 あした」(ANIMAX版)最終回

アニマックスで放送されていた「無限のリヴァイアス」も全26話の苦難の航海を終えましての最終回。
本放送を見て、録画したビデオを見て、一部はDVDも買ったり(ライトも)、Webで公開されていたフラッシュアニメーションのギャグも含めて懐かしみつつ、やはり1999年から2000年に掛けて放送されたわけですから約6年の時を経ても心に棘がグサグサ刺さって痛い、痛い、死にたくないよとネーヤに心の痛みが届いてしまいそうな勢いで痛みを感じるアニメのままでありました。

それは決して悪い意味ではないのですが、本当にマゾじゃないんだけど、ゼーガとか痛みを視聴者にもたらすアニメが怖いもの見たさならぬ、痛いもの感じたさ? よく分りませんが、その先に、痛みを耐えた先に得られると信じてやまない快楽を求める、一種の快楽主義ではあるんでしょうけど。

大人が大人を殺し、大人が子供を殺し、子供が大人を殺し、子供が子供を殺す。殺人、暴行、集団レイプだなんだとヴァイア艦に乗っていると元々の閉鎖空間による多大なストレス、そもそもヴァイアなんていう未知の知的生命体を利用している時点で、精神汚染、精神崩壊などなど様々な異常な事が起きてしまう。

珪素生命体が深く関わる物語はアニメでは「蒼穹のファフナー」であったり、ゲームでは「メタルブラック」等が知られてると…… 信じてますが。例えば「2001年宇宙の旅」にしても人類の行く末を左右する壮大な物語の一部である意味ではこれらの作品。「無限のリヴァイアス」も含めてそれをどこまで理解する事が出来るのか? 非常に敷居が高い作品。けど、感じ方は人それぞれであるので、人間ドラマ、恋愛事情、ヴァイタル・ガーターの戦い。何か一つでも惹かれるものがあれば幸いなのです。

「投降しよう」
投降する事が生き残る最善の策であった衝撃の第25話「sere25 おれであるために」
多大な犠牲を払っての救助されたその後が描かれる最終回ですが、実はまた別の意味であまりに困難な未来への航海が始まる始点でもあるところが、またリヴァイアス。シリーズ構成、脚本を全て書いた黒田洋介さんキレ具合が極まっている作品なのですけど。私はかなり好きですし、やる時はこのくらい痛い事をやってもらった方が…… いや、キツイんですけどね。はっきり言ってトラウマになってるよ、リヴァイアスは。

数千年後には確実に太陽系は第2のゲドゥルト・フェノメーンに見舞われ、ゲドゥルトに沈み滅ぶ事が予測されてしまっている現実。それに立ち向かう為に始まった計画が、政敵同士のいざこざや、狂ってしまった人々により拗れに拗れてしまった。けど、相葉昂治に象徴されるものが救いの道を閉ざさなかった。

なんか久しぶりに見たら結構間違えて記憶している事ばかりだったりした。当時はやっぱり目を背けて見てたんだなぁと。

幼馴染からリヴァイアス事件を契機に関係に変化が訪れた相葉昂治と蓬仙あおい。けど相葉祐希は相変わらずで、勝ち負けとか、勝ち逃げは許さないとか、未だ子供のまんまなんで、腕力以外では兄貴に一生敵わないっぽいし。最後にエアーズ・ブルーを探し出したんだと思うんですけど、やっぱりやられはしたものの戦利品は手に入れたってとこでしょうね。まぁブルーが乗ってると信じているのは、喧嘩は強い祐希が大勢相手ならともかく、一対一で負けるのはブルー相手ぐらいでしょうし、手にした布? と笑いが語ってる……

あおいの後悔しないって言う力強い発言はある意味不安の裏返し。彼女は和泉こずえにぶつけられた言葉があまりに重くて、でも昂治を選んだ事は正解なんでしょうけど、心配なのは明るさを取り戻したようで昂治を失ったら彼女はもう生きていけない人間になってしまってる気もするし。う〜ん、本当に精神的に来るアニメです。

尾瀬イクミとの再会、こずえとの再会。恋愛関係も含めてその辺は進展がプラス方向になると思うんですが、人類を救うってことの責務の重さは半端じゃない訳で、真正面から受け止めるなんて……

市川レイコらしき人が今はまだ乗船できなかったパットの後ろにいたり。あれは来たけど乗れなかったって、それとも見送りに…… ほんとイタイイタイ。

まあ親方の弟子が親方と同じような格好をするようになったり、着ぐるみちゃんは鼻歌交じり。チャーリーは痩せ、恋人であるクリフ元の性別は男なんだけど…… 愛はそんな障害をものともしないんですって!!

ちょっと戻って。相葉家の描写が第1話とリンクしてるんですが、口調が全く違うんです。でも家を出るときに母さんに直接ではなく、外でつぶやく「さよなら」の言葉。これはもう帰って来れないって、生きて会うことは無いだろうって重い重い、覚悟の言葉、別れの言葉。通信費は母さん持ちでって言ってるけど、この辺りは宇宙戦艦ヤマトみたいな家族との別れでもある? いや人類を救う為に単艦で臨む……  ああ好きだけど悲しい。

EDアニメーションってあんなんだっけ!? とか感じつつ。
地球を取り囲むヴァイア艦と、7代目なんでしょうか、黒のリヴァイアスによって地球を取り囲むように何かが。あれこそがゲドゥルトの最深部に自ら通常空間を形成し、ゲドゥルト内でも活動可能なヴァイアの力を使った人類を救う為の技術…… 本編が始まる前のヴァイア捕獲計画参加者数十万人の死亡率が8割を超え。漂流、逃亡中も半端無い人が死んだ世界ですので、数千年間にどれだけの命が失われたのやら。

昂治はその後継者が生まれない限りは死ぬ事はなかったからこそネーヤを接点として計画が続行できたんだと信じたとしても。パット辺りが引き継げたりしたら、早々に退場しちゃった可能性もあるし。……最終回に乗り込んだ子供達の未来はやっぱり険しい。

チタニアに向かうのはファイナに伝えたい事あることもありますけど。彼女は過去を捨てる為に既に二人を直接手に掛けてるから…… リヴァイアス内での様々な犯罪行為は未成年であるとか、異常な状況であった為に不問になってるっぽいんですけど。そういった事も含めて、許す、認める……

悲しくても現実を受け止めるだけの強さを持って生きていけって事もあるんだろうな。

書き足りませんが、また録画してあるのを見返す……
無限のリヴァイアス サウンドリニューアルBOX無限のリヴァイアス サウンドリニューアルBOXあまなつAdhover 無限のリヴァイアス サウンドリニューアルBOXが出るんですよね。嗚呼どうしよう、嗚呼欲しい。けどけど、うんがぁーっ!!! 予約しといて悩むかよ。

最終回の挿入歌「棘(とげ)」も入ってるdis-(英語バージョン)dis-(英語バージョン)あまなつAdhover dis-(英語バージョン)のCD。

有坂美香 ミュージック検索(AA)

無限のリヴァイアス(復活の公式)
無限のリヴァイアス(サンライズ)
無限のリヴァイアス(アニマックス  放送時間) #無限のリヴァイアス_26

ところで、名曲の多い無限のリヴァイアスですけどリヴァイアスのベストアルバムが出るそうですね。キャラソン出てましたしねぇ、5.1ch化したDVD版みたいに音楽方面でも…… それはないか。

それよりも有坂美香さんのアニメベストアルバム「TV Song Book 1999-2006 / 有坂美香」が10/25(水)に発売予定だそうですよ!

全12曲予定で\2625?予価? みたいなんですが多分「有坂美香アニメベストアルバムがっ」 (Traveling Water)にご本人が書かれてますように色々とガッツリ詰まったアルバムになりそうです。どうやら「dis-2006」が含まれるみたいです。予約して買います、ええ買いますとも!!

posted by みやびあきら at 20:00| Comment(5) | TrackBack(0) | 放送終了アニメ感想〜2006秋頃 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ハズレ無しの谷口悟朗伝説の始まりの作品ですね…。
当時は「何でこんな鬱々な気分になってまで見てんだ俺は?」とか思いつつ毎週が楽しみでしたw
ルルーシュもどこかリヴァの雰囲気があり、かなり期待してます。
が、何せキャラ原案とプロデューサーが…その…まあ…苦手な方達なモノで(苦笑)
でもやはり個人的に谷口監督の作品はガンソやスクライドのように燃えて泣ける作品が好きかもしれません。
レイやシェリスは未だに強く印象に残ってます。
Posted by 通りすがり at 2006年08月31日 21:06
リヴァイアス懐かしいです。
ドラマCDもよかったですよ。
1〜3まで全部買いました。全部、本放送の間の話として作られていましたし。
ルクスンメインのお笑いや、ブルーチーム、昂治チームの仲が良かったころの話・・・裏切りとかが起きた後に見返してみるとちょっとしんみり。
こっちではカレン、あおいとの絡みで祐希がちょこっと成長しているような所が出ていたり。
まあ、ブルー>カレンなのは相変わらずですが。
ブルーはユイリィに指輪送ったりと結構変わってるんですけどねえ。
Posted by 通りすがり2 at 2006年08月31日 22:26
>>通りすがりさんへ。
某新作は私もちょいと複雑な思いがあります(^^;)
TBSは「なるたる」を地上波なりに放送していたので、もう痛いの希望してみますが。
キャラデザからしてライト層、女性ファン層を意識してるのかもしれませんね。

次はスクライドの放送をANIMAXに希望してみますが。
そうなるとまたサウンドリニューアルDVDとか?

ちなみに私はリヴァイスの一時期は1週間が苦痛でした、そこで終るか!続くのか!って。
エターナルデボーテで癒して欲しいくらいですって(苦笑)

>>通りすがり2さんへ。
直しておきました。

ライトで、出演者の方々のインタビューとか見てもチームの結束力は高かったけど。
突っ込みも激しいみたいな、良い感じの現場だったんだなぁって印象があります。

千葉一伸さんが監督から男が好きですか?男が好きであってほしいとか飲み屋で言われたエピソードが妙に印象に残っています。
平和な時とそうでなくなってしまって以降の落差は本当に激しいアニメでした。

後のスクライドにしてもドラマCDはコミカルになる傾向なのは本編が重くなる事への反動だったのかも?
スタッフもその辺りのストレスのバランスを取らないときつそうな気がしますし。

一気に26話見てみたいなぁ。
時間取れるかは別にして。
Posted by みやびあきら at 2006年09月01日 00:00
はじめまして。お邪魔しまーす
リヴァイアスおもしろいっです!めっちゃハマリましたね。ただ最後、ユイリィの指輪やっぱブルーが贈ったもんで正解ですよね?ライトのおまけドラマ聴いたらブルーだろうなーとは思うんですけどね。
そこだけ、気になりますばい。
Posted by 気になり屋 at 2007年06月20日 23:48
>>気になり屋さんへ。

お返事が遅れましてすみませんでした。

ええブルーですよね、あれは。
最終回でも映像としてブルーは映ってませんでしたが。
バンダナだけは奪ったって事で乗船しているのは間違い訳ですし。

あの新しい航海の内容も知りたいですが。
正直、生き死に関してはもっと厳しい事になってそうな気もしますので、知りたくないとも。

今はもう地上波で放送できないような気がするアニメですが。
こんなオリジナルアニメをまた見たいと願っています。
夕方じゃなくても良いので。
Posted by みやびあきら at 2007年06月23日 00:00

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