2004年07月03日

鉄人28号 第13話「光る物体」

1クール13話中でベストエピソードかもしれない。超人間ケリーの話も良かったが正太郎への不満はあったし…

アニメは動いてなんぼと言う言葉は私も痛感しますが。
動くだけ、映像が奇麗なだけのアニメを見た後の複雑な心境。その後味の悪さは長く引き摺ります。

しかし動かない、画が汚いことについては言い逃れ出来なくとも心に残る作品は多いのです。

さて本編ですが。
実際に戦中の日本で行われた事を元に八木光る物体の物語を紡ぎ上げています。

ゲスト声優が矢島正明さんと麦人さんでしたが凄すぎました。
この演技力と説得力なくして今回の13話成り立ちませんでした。参りました勝てません。

何が凄いと言うのは難しいのですが。決して八木役が矢島さんのベストの演技でもなく、とてつもなく力が入った演技をされている訳でもないのです。普通に演じられていて、このレベルなのです。

なんという余裕! 底が何処にあるのか分らない深遠さこそベテランの役者さんにしか出来ないものでございました。

人の言葉の重みを味わえた。おかげでよりこの悲劇が伝わってきた。心に響くとはこういった事なのでしょう。

実はそれほど奇を衒ったお話ではありません。でも、自分達は檻の外にいるのか中にいるのかを考えさせる、巧い見せ方をしていましたし。丁寧に出来ることをやれば良作となる事を実際に証明していたと感じました。

こんなヘボイ感想しか書けませんが、今回鉄人28号がアニメ化されて本当に良かったと。不満など持ち得ないほどの説得力でした。
本当にありがとうございました。

TV東京・Anime X-press 鉄人28号
鉄人28号 WEB SITE
posted by みやびあきら at 19:56| 東京 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | 放送終了アニメ感想〜2004秋頃 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
鉄人は全話観ているわけではないですが、わたしもやはり、一番の出来だと思いました。ラストシーンなど10回くらい見返しました。
声優さんも良い仕事をされているし、脚本は今川監督自ら担当されてのを知って納得です。音楽の使い方もシーンシーンでぴったりで感動です。
このシリーズをきちんと見返したいと思わされた一話でした。願わくば、このようなレベルのアニメが週に1本放映されることを。
Posted by しましま at 2004年07月18日 01:10
しましまさん、コメントを頂き有難うございました。

今川監督が描きたい「鉄人28号」の物語は。
『鉄‘人’28号』なのでは無いかと思えてきています。

確かに鉄人が活躍していませんのでこんなのは鉄人28号じゃないという考えもありましょうが。

‘人’を見せる鉄人の物語だって鉄人28号だと私は思います。
特にこの話しは多くを語るよりも、見て下さいとしか言い様が無いですね。
深い、深く心に入りこむお話でした。
Posted by みやびあきら at 2004年07月18日 03:31
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