2005年03月31日

砂ぼうず 第24話(最終回)「灌太と、太湖」

 砂ぼうず_24.mp3 音声記事
 何とか視聴しきりました。好みな話ではなかったのですが、アニメーションとして出来は安定しており、主人公やメインの登場人物には共感できないけど製作スタッフや声優さんには共感できる。ある意味で正しくない視聴スタイルで見続けてしまいました。

 汚いところばかり目立つ人物が多かったのも、この関東大砂漠で生き抜いていく為の必要なスキルであると己を騙し騙し見る。でも、貝塚のじいさんは結局しょっぱい小者だったし、大木民夫さんが演じるにしてはあまりに最後の姿はお粗末でございました。

 裏切り者ではありますが、自分自身を裏切ってはいない砂ぼうずこと水野灌太。鈴木千尋さんは本当に上手くなられましたので、見事にこの薄汚い根性を持った主人公を演じきってくれました。多分ですが、こんなに卑怯でどうしようもない奴であったのにアニメを見続ける事が出来たのは鈴木千尋さんの演技のおかげだと思ってます。

 で、最終的に砂ぼうずの名を継いだ事は間違いない。主人公の奪取にも成功した小砂改め二代目砂ぼうず、小泉太湖。これまた斎藤千和さんが上手くなってしまっていますよ! 共演者が凄いからなぁ、大木民夫さんなんかとレギュラーでご一緒出来たら吸収できるものが半端じゃなく多いだろうな。まぁ灌太ほど汚れてはいないですが、その性根は良い娘さんだと思うので、破綻しない程度にひん曲がってほしいですね、根性が(^^;)

 いつの日か師匠を倒してください。やはり視聴者として松浪さん一家(ええと子供何人にいたっけ!?)を皆殺しにした灌太は許せないのですよ。鬼畜の所業だから、それはもう。おそらくは自分用のカスタマイズウインチを作らせた後に松波さんを殺して自宅兼店舗に火を着けた為に一家全員死亡…… そんな事だった思うのですが。…あれですよ、貴重な技術を持った人材はデューク東郷だって殺さない、裏切った時だけ殺す訳ですよ。でも自分の痕跡を消す為だけに関係の無い子ども達まで焼き殺す主人公って無いよな。いや、もう最悪な男だよ。

 それに非常に近い人間としての朝霧純子も、あそこで死んでればな。死んで無いのが見え見栄だった分、そのトマトジュースの原料のトマトはどこで作ってるねん! 過去の異物にしてはどうよそれは!? なベタ展開は正直頂けない。どうせならその自分からは魅力を全く感じられないボインの脂肪で弾を防いでみろってんだよ……

 川口夏子も最後は典型的なテロリスト的思考で語ってたな。む、む、む、何と人の悪いことよのぉ。

 こう振り返ってみると全く持ってキライな作品になっておかしくないのに見続ける事が出来たのは監督以下、スタッフがアニメを作る技術やスピリット?(曖昧な表現です)を持っていたという事でしょう。『巌窟王』の影でGONZOがこんなアニメをこっそり作ってましたな『砂ぼうず』見る人は選ぶし、万人向けとはいえない。銃器や兵器の見せ方も、満足してないんだけど…… 不思議な魅力を持った語るのが難しい作品になってましたよ。

砂ぼうず公式  #砂ぼうず_24
posted by みやびあきら at 15:21| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 放送終了アニメ感想〜2005春 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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