2006年12月21日

幻魔大戦 BS2 アニメ映画劇場版

「幻魔大戦」を何度目かは失念いたしましたが、視聴。
ぶっちゃけ映画館でも見た事があるので(ちなみに自分が映画館に見に行った作品でタイトルや内容をしっかりと覚えている年齢を遡ると4歳まで遡れた 苦笑 テレビだと更に遡れる事が恐ろしい ^^;)

子供の時は分らない事も大人になって分ることもある作品って当たり前のようにありますが、この「幻魔大戦」も各年代?で見てますがやはり名作だなぁ、と。

公開当時に角川春樹氏が予言した事がどうなったかはさておき、手描きであることも含めてですが、このはったりの効いた画面作りは今のCG塗りとかでは味あわせてもらっていない気がしますね。セル画ですから使える色も限られた中での色の指定。何よりも金田伊功さんのアニメーターとしての凄さが分るアクションや爆発の数々。最高だぁ〜〜〜!!

金田伊功さんに関しては素晴らしきサイト「金田式.kanada style.」氷川竜介評論集「金田伊功GREAT」、WEBアニメスタイル TOPICS 金田伊功ミニ・インタビュー!!などなどを参考にしていただきたい。

ただ残念なことに現在のテレビの放送基準では駒を落とした形でしか放送出来ないために、省略されてしまっているカットが少なくなかったのは残念なところ。

さて本編のお話しに関しては原作(一応過去に既読ですが、特殊な状況であった為?か、かなり忘れています)を元にアニメ独自の展開をみせております。実際問題、幻魔大戦シリーズは完結していない物語である為に、映画でもカフーを倒しただけで決して幻魔を全て倒した訳ではないことは理解していただけると思う。

あくまで幻魔の地球壊滅作戦の最高司令官であるカフーを倒して一時の安息を得た。幻魔大王と戦うとなると…… そもそも敵の存在があまりにも強大であり、原作でもこれから幻魔がやってくること知らない人々にその危機を伝えて戦う術を……

過去現在未来、時空間も超えた物語。アニメはこの短い時間に基本的要素をかなり纏めてある方である。

主人公の東丈。KOFのジョー・東の方が現在は名が知れているかもしれないが、こちらが元祖東 丈。その超能力は人類最強の部類に入る。古谷徹さんの演技はかなりはまっていたと思うんですけど皆さんはどうでした?

姉の東三千子は池田昌子さんしかありえない派なので、その「愛」つまるところこのアニメにおいてはそのサイキック能力などの超能力にしても「愛」あればこそ。愛、愛を持って戦う光の戦士達なのでございます。

原作小説のほうではもっとドロドロな展開となってしまい、幼いおつむでは付いていけないかも?な展開もございますが、それでも文庫本の第20巻でしたか?「光のネットワーク」に込められたメッセージは妙にその「光のネットワーク」の一文が未だに印象に残っております。

正直地球人類が幻魔と戦うなんて無謀が過ぎるのに、どうして戦えたのか? ベガが生まれた世界のように科学技術が進んでいた訳でもないのに?

その謎に関しては私が読んだ範囲では小説「新幻魔大戦」に記されている(ここから映画から一度離れますよ〜)新幻魔大戦の地球は幻魔によって滅ばされます。なぜならば戦えるだけのサイオニクス戦士が居なかった、生まれてこなかった為なのです。ここではルナ王女の娘であるベアトリス王女が時間跳躍者の少女を過去に送り込み(但しこれは自分達の時空間の過去ではない為に、あくまで可能性として別時空の地球を救う為になるのですが……)人類を救おうとします。

舞台は江戸時代、有名なところでは由比正雪が重要人物として登場するのですが……

思いっきり1巻で未完となっており、作者あとがきではゆくゆくは新幻魔大戦は真幻魔大戦へ吸収されていくってことだったみたいなんですけど、終わってない。真幻魔大戦にいたっては更なる過去、東丈の前世がどうだこうだなんですけど、完結していないから想像で書くしかないのですが。

私の理解としては、幻魔と人間が融合したことによってデビルマンじゃないですが、幻魔を倒せるだけの能力を人類が手に入れ、肉体的子孫でもある東丈の誕生へと繋がった。新幻魔の世界ではルナ王女と結ばれ新たな存在を生み出せるだけの相手が生まれなかった為に完全に滅ぶのですが、窮余の策が功を奏し、東丈が誕生した「幻魔大戦」の世界には一縷の希望の光が燈った…… みたいな。

江戸時代にも幻魔は出現する訳ですけど、抵抗する為の力を後世に生み出す計画が間に合ってのカフーを倒せた映画の世界ってとこなのでしょう。

映画の最初にフロイが伝えたように、とにかくその幻魔来寇の危機を伝えないといけない。物語の序盤や終盤でも伝えることの重要性が浮き彫りになってくる作品群。時間を稼いだことにより、ルナと丈が結ばれて生まれてくるであろう愛の結晶こそ更なる反撃の一手となる。でも戦士にも休息が必要ってラスト。

小説の最後が光のネットワークであったように、映画のラストに流れるテーマソングはキース・エマーソン作曲、歌うはローズマリー・バトラー「光の天使」 う〜ん、素晴らしい!こいつは名曲でんがな!!

でも色々と時代を感じる部分はありますよね。

原画陣のビッグネームを見て驚いたりとかってのもありですし。平井和正作品に興味を持つも良し。実は新幻魔大戦が一番好きかもしれない、その次がこの映画「幻魔大戦」かも? そんな管理人がしみじみと感動しつつ、光の天使は難しいから歌えないっす!! とか泣き言を言いつつ適当な感想を終わらせるのでした。

追伸:録画したのを見たので、BLACK LAGOON 2ndの最終回でバラライカさんを見た後に同じ小山茉美さんのルナ王女を堪能するコンボ。凄いッすよ、何か感動した。それとこの間の諏訪部さんのラジオに潘恵子さんがゲストに来てたんですが、なんちゅうか歴史を感じるわ。

江守徹さんのベガは戦士として決まってたし、穂積隆信さんは積み木くずしとかの後か時期的に。カフーの不敵加減とその不気味さが際立ってました。えっと原田知世さんのタオはアチャー、ホアチャーでレッスン1終了です。

美輪明宏さんのフロイはもう何か越えてしまっている存在だったし……

おっと吉祥寺の描写を忘れるところだった。メガゾーン23 PART IIの前に今は大分変わってしまいましたがサンロードの描写。バケツの蓋が転がったりとか実は覚醒後のかなりの見せ場で印象深い。東京に引っ越して来た後で吉祥寺へ行ったときに「ここが幻魔大戦の舞台か!」とプチ感動したもんさ。

マクドナルドとかは同じところにあるままなので、今でも面影があるかも? 駅も見ればそんな感じか。でもロンロンがあるからなぁ。
ラベル:幻魔大戦 アニメ
posted by みやびあきら at 16:00 | TrackBack(0) | アニメ・ゲーム・コミック感想&NEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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