2005年04月23日

フタコイ オルタナティブ 第3話 FILM 03 「エメラルドマウンテン ハイ」

 要脳内変換な音声記事→フタコイオルタナティブ_03 .mp3
 『フタコイ オルタナティブ』の凄さと言ったらあなた大変ですよ! 今回第3話も深い、深い。そして何よりも重く、切ない話で見返しちゃいましたから直ぐに。

 桃衣 愛(CV:たかはし智秋)と桃衣 舞(CV:三五美奈子) の二人がゲストヒロイン。勿論ヒーローは双葉恋太郎…… 三人に纏わる物語は3年前に遡ります。

 結論から言うと、3人一緒に居る事が出来なかった。本当は三人で居たかったのに失敗してしまった物語が語られ、そして終わりへと紡がれていきます。これは結構少女漫画的視点で描かれたかもしれない話ですね、アンハッピーエンド。またはノーマルエンド。この場合は桃衣姉妹が既に大人であった為に、恋太郎よりも年齢の上でも立場的にも上であった。経験も積んでいた為に起こった悲恋、悲劇。後味が良い悪いで語るのではなくて、別の視点から語りたくなるお話…… 壊れた関係は修復不能であり、また別の道を行き新たな関係を作るしかないのでした。

 普通、双恋であれば恋愛関係が前提条件でありますが、この「フタコイ」においてはあくまでプラトニック。否、それ以上の関係を持ってして「3人でいたい」「3人一緒じゃなきゃダメなんだ」の思いを描こうとしている気がします。だからこそ、どうやら生徒である、自分よりも子供である恋太郎を一人の男性として意識してしまい、それ以上進む事を考えてしまった時点で関係の崩壊が始まったのだろうと。真っ当な恋愛関係であれば、1対1が当たり前の事です。ハーレムエンドはあくまでハーレムであり、正しい上での男女関係とはいえません。

 過去のイメージ映像を見るに、先ずは姉のが手を離したようです。多分、自分の気持ちを押し隠し妹に遠慮…… 譲る形で逃げてしまったのでしょう。それに対し妹のの反発もあったでしょうし、そもそも男女の仲になることがどういうことになるのか? 様々な不安、欺瞞。思いは混線し破綻に向かって突き進みます。二人が結ばれるだけが恋愛の形なのか? そもそも恋愛である必要があったのか? 恋の形は人それぞれ、男女の愛は二人で育むものですが、恋は一人でも出来ますし、二人でも、三人でも出来るもの。愛にも色々あるけれど、その繋がりは……

 今回の桃衣姉妹の場合は三人としてだけでなく、双子の、二人の関係も壊れてしまい。普段の生活さえ壊れてしまったケースです。見たくなくとも見なければなりません。そもそも依頼に来た事自体の真の意味は、もう一度あの時の関係に戻れないものかがあったように感じます。が、既にそこには白鐘姉妹が居たのですよね。自分達のようにはなって欲しく無いと思いつつも、何故今一緒に居るのが自分達ではないのか。倒され、見えないようにされていた写真。もう戻れないんだよね、本当に。全てが遅すぎたんですね。

 先に家を出たは最後の別れを告げるべく行動し、は遅れてではありますが道を選ぶ事に。双子であっても同一人物ではありません、共感できても同感では無い姉妹の選択は、コーヒーのエメラルドマウンテンのエピソードで描かれるのですが、既にエメラルドマウンテンは見つからないのです。あんなに異常に並んだ自動販売機に無いのは、それが既に選択できない選択肢である事印象付けます。

 黒板に書いた「サヨナラ」の文字。あの時出来なかったキスは、今も出来ませんでした。してしまったら更に壊れますし、する筈がなかったんですよねぇ。うーん、深い。語りつくせませんよ。水槽に沈んだ携帯電話。町を出る者、残る者。

 こうなったらフタコイエンドしかない訳ですが、そのフタコイエンドがどういうものになるのかが分りません。こうなったら「オルタナティブ」二者択一の物語の終わりがどうなるのかを考え、悶え苦しみながら日々を過ごすがよろしあるよ!! でりゃぁーーーー!!

 フタコイ オルタナティブ オフィシャルウェブサイト StarChild:双恋 #フタコイオルタナティブ_03 第1話の感想。 第2話の感想

 トラックバック概要:桃衣姉妹と白鐘姉妹。恋太郎を中心とする関係において3年前と一番違うのは恋太郎の方が大人だって事でしょうね。恋愛エンドでは無い斬新な終わり方を希望してみます。
posted by みやびあきら at 18:30| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(2) | 放送終了アニメ感想〜2005夏 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ああ、あのエメラルドマウンテンが見つからないってのはそう捉えればいいのか。なるほどです。

私は今回も白鐘姉妹の表情を見てしまいました。恋太郎はなんとなく、どうにかなるのかもしれない、あるいは「何も考えない」という事にしているのかもしれませんが。白鐘姉妹の不安げな表情がなんとも言えませんでした。それに彼女達の依頼も何だったのか。まだ、依頼は達成されていないのか、それとも達成されたのか。私は最初はその事は気にしないつもりでしたが。

それにしても街頭で撮った人形達は可愛いですね。

追記:TB貼らせていただきました。
Posted by watersilver at 2005年04月26日 00:13
>>watersilverさん。
コメント&トラックバックありがとうございます。
本当はもうちょっと深く考え(こんで)考察をしたかったのですが、時間が〜〜〜。
エメラルドマウンテンのエピソードは現在の時間軸においても意味がありましたし、過去にもかなりの意味合いが持たせてありましたよね。
似ているけど似ていない双子。「缶コーヒー」一つとってもそこで選んだ選択肢の違いが象徴するもの。
あの缶コーヒーを買った時点であの3人の終わりは決まったと言っても良いのでしょう。

恐ろしいですフタコイは!!
Posted by みやびあきら at 2005年04月26日 04:20
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