2007年01月11日

奏光のストレイン 第10話「STEP 10 未来の記憶」

疼く、疼いてたまらないぜ元SF少年の心が!(苦笑)

すっかり読書量も減ってしまい、妹からあんた小説全然読んでないでしょう? と言われても仕方が無いほどに減りまくり。病院の待ち時間も最近はラジオ聞いてるしなぁ。そんな状況を何とかしたくなるほどに静かに興奮した。

言っておきますが自分はロリコンとは正反対な人間なので、別に異星人に興奮したとかではないですよ(でも田中敦子さんファンとしては僅かに反応した部分は否定しない。僅かなのはこのくらいじゃ…… まぁそう言う事で)

驚きましたけど「奏光のストレイン」って、お話の展開がハードなだけじゃなくて、設定そのものがハードSFだったんですね。何となくそんな印象は持っていましたが、今回のお話で思いっきり確定。

書きたいことが山ほどあるので、実は書きかけのまま3週間寝かせた第9話の感想はお蔵入り(アホだ……)

凄い伏線の張り方だし、回収の仕方も半端無くハードな「STEP 10 未来の記憶」

人形エミリィのミミックの中身が人間の物でなく、異星人のものと推察され。しかも製造は600年以上前で、ストレインが開発された150年前より更に遡る現実。

セーラとより深くシンクロさせたことで垣間見えた彼女たちの記憶。

ラルフが変わってしまった理由としては私には十分過ぎる過去の惨劇。

彼女たちは距離や時間に関係なく意識を共有している「個にして全」の種族であることが問題なのですよ。ユニオン側の連中はその事を即時恒星間通信やぶっちゃけ瞬間移動へ転用できると喜び勇んで麻酔無し、生きたままの解剖は勿論のこと、バラバラにして部品にするはなんだの残虐行為三昧。

何が恐ろしいかというと、あの宇宙船に乗っていた以外の人々がどれだけいたかって事を考えるに。あくまで人類が接触したり、拉致した数があの人数であり、彼らの存在目的を推察するにこの銀河だけでなく、この宇宙のかなりの広範囲に存在しているとしたら?

何百億とか何千億とか、まさに星の数を数えるような話ですけど。
距離も時間も関係無いんですよ? つまりそれだけの生命体全てに対して、数百年間に渡り、まさに地獄の苦痛を与え続けた訳ですよ。人道問題とかを遥かに超えた宇宙規模の残虐行為。

何度と無く切り裂かれ、ばらされ、殺され。脳だけになっても弄られ続けた肉体的、精神的苦痛が何百年も彼らの種族全員に与えられ続けたとしたら…… まさに八大地獄に彼らを叩き落した訳で……

ラルフは何も知らずに謎の亜高速移動物体の偵察か何かに出て真実を知ってしまったと。異星人類全体相手の罪を贖うには自分たち人類全部で責め苦を負うべきとも考えたのかもしれません。

ここでエミリィとセーラの関係に関して、エミリィ側が合わせたとメルチセデックが推察していたことも踏まえて。動揺していたラルフがリーズナーであり、普段から自分のミミックとシンクロしていたことも働いたでしょう。そして妹の姿を重ねた部分からも同調して、彼に見せたもの。彼の妹してシンクロしていたようにも取れますし……

頭の良い、しかも真面目男でしょうからラルフは。
例えば人類が同じ能力を持ったとして、同じ目にあわされたのならば? 彼らが宇宙を旅してきた歴史の中で唯一人類だけがそのような残虐行為に及んだとしたら? 人類がこの宇宙での最も卑しくも野蛮な存在であったと認識してしまったのなら……

全ての人類を敵に回してもやり遂げるべき事がある。

おそらくは「バクスターゲート」を開く事こそが、贖罪となるのならば、どのような汚名も、どのような行為。それが自分たち人類の象徴たる殺戮行為であれば、反って己たちを罰する意味を込めて…… 殺すのでしょう。何度殺しても、今の間なら「個」の死であり個々に失った者、残された者の痛みがあったとしても代替出来ない行為の代償として……

シンクロが途中で切られたので、その続きが不明な点も憎らしいほどに伏線となっています。

多分「スティーブン・バクスター」から来ているのでしょうから、ならばバクスターゲートを開くことによって歴史の改変を行うのでしょう。

ラルフが本来あの時間には帰ってこれないはずのグラベラに現れたことから推察するに。あのラルフが倒した彼女が開いたバクスターゲートにより、過去に飛んだと思われます。しかし生身の人間が飛ぶには制約があるのでしょう、だからこその吐血や時間が無いってことじゃないかな?

1体でも構わないとメドロックに言わせたのは、恒星間即時通信の根幹システムに関わる存在がエミリィであり、まだ残っている彼女たちが居たとしても。その回収はラルフにとって大変に重要な事であっても、メドロックにはサンプルが一個増える、予備程度の認識だったとか?

ラルフが接触した異星宇宙船は最初に接触した宇宙船と同じもので、ラルフが攻撃した以外の損傷が見えましたし、過去の人類と接触後に襲撃を受け、何とか脱出したとかかも知れません。あのストレインの元になったであろう機体の事は、あれを運用するにはどうしてもタイムラグ無しの意識の共有が必要だった……

600年以上前の戦闘後なのか、何度かその後も襲われたのかは不明ですけど(ディーグ側も)

もとい。

ラルフと接触し共感したことで初めて同胞の行方が分かった筈なんです。
エミリィが眠らされる前に聞こえたグラベラの名。いくら記憶と感覚などを共有しても知らない場所には行けません。でもラルフならその場所が分かったのですよ、だからこそのグラベラ襲撃。そして人形エミリィのミミックに目が付いていたことと、聴覚は分かりませんが、少なくともセーラ声は届いていたこと。

その当たりは少しご都合でしょうが、今残っている彼女たちの中で少なくともリベルタットに繋がる情報を得れば、ラルフならばその情報を生かすことが出来るはずですし。

セーラが以前、エミリィに呼ばれたのも、意識上ラルフの妹の記憶の位置に共有していそうな事と、リーズナーであり、ラルフの妹だからこそ呼びかけられたとも。

おそらくはラルフは志半ばで散りそうなので、バクスターゲートを超えるのはセーラであり、あの記憶の中で見た、宇宙服を着ていた男たちの所属艦(部隊)などをわざわざ認識させて読ませていたので、あの船と船を接触させない過去を作り上げることが、少なくともこの時空宇宙ではなくとも、数多くの別次元宇宙の未来を救うために…… みたいな?

燃える、燃えてきたよ俺。
刺激されまくりで書ききれないや(^^;)

DVD買いますって。オチが心配だけど、これならば……

ところで、どうしてエミリィ達、異星人類が意識を距離も時間も越えてリンクできるような能力を持っているのかに関しては、度々例に出しますけど、2001年宇宙の旅のモノリスの方向性と全く違う考えの先にあるものとして受け止めたんですよ。

モノリスが武器を与えたりの刺激を与えて互いの殺し合わせて生き残ったものを導くのと違って、進化することが目的ではなく、記憶、記録することが目的だと思うのですよ。

だれだけその文明や文化が進化しても、その種族が滅んでしまったり、滅ばなくとも失われていくものの方が多いと思うんですよ。そこで見た、知った、体験した全ての事象に関して、意識をリンクさせて、宇宙規模で共有して残す目的での存在。

時間と距離も越えられる力があれば、彼女達こそが生きたアカシックレコードになれる訳ですよね。

その為に、一つの銀河に留まらず、宇宙中に飛び立っている最中の事故……

おそらくは予想もしたいたからこそのバクスターゲートの力。
折角積み重ねてきた記憶を消してまで、無かったことにしてまで回避せざるをえない危機。まさに人類との接触は悪魔に出会ったようなものでしょうけど……

ここまで時間が掛かったのは場所と時間が特定できない為でしょうから。過去を改変するに、自分達が互いに接触しない為に、人類側の船のデータを知り、それを防ぐだけの手を打つと…… あるんですかねぇ。

はい、ここまで勝手な妄想を書きなぐってみました。
参考リンク:スティーヴン・バクスター - Wikipedia
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posted by みやびあきら at 20:00 | TrackBack(1) | アニメ・ゲーム・コミック感想&NEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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Excerpt: 博士「ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ〜」 助手「撲殺天使もビックリのジェノサイド・・・」
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Tracked: 2007-01-12 00:03