2005年04月25日

『舞-HiME』の神話・伝承的に紐解く…つもりだった記事(未完成版)

 読みの問題がクリア出来ていない音声記事→舞-HiME_EX001.mp3

 『舞-HiME』というアニメーション作品が何であったのか、どうであったのかに関してはテレビ版の最終回が完全版ではない事や、続編が作られることになり含みを残した終わり方(終わっていない?)為に、語るのが難しいです…… そもそも私などは成功した部分とそうでない部分を受け止める場合、トータルだとマイナス方向に傾いている人なのです。(男女の恋の在り様に釈然としてない。キャラの立て方見せ方に不満が残った。など、そんなところです)が、気になったところはそこそこ考えを勝手に進めて楽しんだりもしましたので、未完成ではありますが上げてしまいましょう。


 ★敵は一体なんだったのか? その存在と目的は?

 日本神話をベースにしたと思われる点が多かったのですが、個人的には世界中の神話が入り混じった印象が残りました。最後、黒曜の君の後ろに控えし存在。媛星の接近や今回の祭の首謀的存在…… やはり宇宙から来た存在に見えましたが如何でしょうか?

 外宇宙から来た神的存在と、地球側の土着の神々との戦い。飛来した側は土着の神々を滅ぼすのではなく‘折伏’(仏教用語ですね、降伏や調伏とは違う意味合いで使っています)取り込み、支配する為に利用していた。300年周期だったのは、単純に新支配者のライフサイクルの関係か、もしくは旧支配者側の抵抗による枷(呪いとも)だったのでしょうか?

 ★見た目の対立抗争としての仏教VS神道?

 最終ボスのデザインが独鈷三鈷杵を取り入れたような(羯磨が縦方向のみとも?)であり、最後まで守ったチャイルド?が‘ミロク’であった事と‘カグツチ’が止め?を刺したというのは、本来他の宗教を包括する形で進んできた仏教に対し、神道が「神仏習合など御免被る」とばかりに報いたようにも見えます。多分、カグツチはその力が強大過ぎて最後まで従わなかった神なのでしょう。で、顎に剣が突き刺さった形で力を封印・制御していた。‘清姫’も法華経の流布に使われた伝説の存在をイメージさせつつ、ヒュドラやヤマタノオロチ系だったのもヘラクレスやスサノオノミコトに倒されたと言う、神話・宗教的要素を印象付けます。

 しかし黒曜の君、黒曜石はもっと原始的なイメージです(石器とか)ならば神道に近いものであり(仏教美術にも使われているケースはありますが)さすれば、本来は地球の土着の指導者(支配リーダー)を取り込み、その中に入り込むことにより、その他従う者を屈服させるものであったのか。

 ★ミロクはミトラ? 言語としての流れ。
 ‘ミロク’は名前だけ見ると弥勒菩薩、彌勒を連想いたしますが、その姿かたちや役割は程遠かったように思えます。これは仏教に取り込まれる前の存在と言われるミトラ教における‘ミトラ’として捉えてみました。時代的には「リグ・ヴェーダ」よりも下ったあたりで更に変化した存在。堕天使、堕天思想を無理矢理取り込めば敵側存在として最後まで捉えられない事も無いのですが、微妙ですね。

 セム語族やインド・ヨーロッパ語族的に考えてもみました。宗教的伝播もありますが、民族や言語の移動・変遷を考えるとインド起源の神や用語が同じインド・ヨーロッパ語族の古ノルド語として‘ワルキューレ’ともHiMEが呼ばれる要因だったとか!?(その前のゲルマン語とかアーリア民族なども妄想すれば楽しいかも?)  シアーズ財団はアメリカ的富と権力の象徴とすれば、シカゴのシアーズタワーとそれを建てたシアーズ百貨店…… なのかと理解しましたが別の意味もあるのかも知れませんね、アメリカは移民の国と考えれば……


 ★「舞姫」と言えば……
 文学的には森鴎外、日本の歴史上最も有名であろう舞姫は‘静御前’じゃないでしょうか? 源義経の愛妾であり、正妻ではなかった女性。正妻の重頼女を知らない人は多くとも、静御前が舞の名手で美しき白拍子であった伝承を知る者は圧倒的に多いのが現実。そして源義経、彼に纏わる伝説の数々。生き延びてチンギス・ハーンになった伝説もそうですが、子供の頃からその勇名を馳せた男性。遮那王と幼い頃呼ばれていましたが、これは仏教が元ですね。毘盧遮那から取ったと言われていますが、毘盧遮那は大日如来のようですし(盧遮那仏といえば東大寺や唐招提寺が有名ですがあれとは違います)大日如来といえば日本の密教と切っても切れない…… 独鈷、三鈷のイメージは(真言)密教を連想させますし……

 ちょっと暴走しすぎ。ただ音だけ重なる伊舎那天とかは三鈷持ってたりしますしね。黒曜の君白拍子に対する黒だったかもしれないです。真白に相対する存在としてもですが、真白の格好は巫女ではなく白拍子と受け止めたので、自分は。

 ★剣のミロクとチャイルドの巳六★
 剣だとミロク、チャイルドだと三本の腕を持ち、棍棒と言うよりも金棒を持ち赤鬼みたいな姿になり(棍棒の根元は三鈷風、その姿も三鈷系?)名前も巳六とヘビが六になっちゃってます。難しいですね、清姫も六なんですけど、発祥が同じ神話群なのかも知れません。そうするとやはり仏教系? 最後は命の意思とは関係なく動いていたチャイルド。最初から地球外から来たのかも知れませんね。

 ★クトゥルフ神話体系をも組み込んでみる★

 クトゥルフ神話まで入れると怒られそうですが、そうなると旧神と旧支配者とかになっちゃうんですが。あ、そうすると黒曜の君はナイアーラトテップですか!? 黒いし、特定の姿(顔)を持たず、旧支配者の中で幽閉されなかった存在。じゃあ対立するのは炎で当然、カグツチはエレメント的にもクトゥグアになりますね、封印されてたし。精神を入れ替える形で生命活動を持続させるのならばイスの偉大なる種族的要素も入れてみても良いかな? 流石に蛇神イグまで入れ始めると限が無いですが、思っていた以上にしっくりときます。やはり、特定の神話に縛られた物語ではなく美味しい所を取り込んだ、またはそれぞれの神話に当て嵌める事が可能なのでしょう。

 ★チャイルドとオーファン★
 どうしてHiME(ワルキューレ)が必要であったり、求めたのか? 本来は孤児として存在するものが母親としてのHiMEと母子の契約をする事によりチャイルド、子供として認知される…… そう理解していますが、ならばどうしてがオーファンを召喚して使役出来たのか。同じくアリッサ・シアーズが擬似オーファンを扱えたのか? 強引にかなり強引に話を持っていけば、精子としてのオーファンや一番大切なもの、卵子としてのHiME、胎盤・子宮としてのエレメント、受精卵としてのチャイルド、みたいな!?
 それは群がりますね、突破します。に中々チャイルドが顕現しなかった理由もまだでしたで説明可能な超解釈(苦笑)  〜以下自己検閲により自粛〜

 ※お詫び:上記の文章の内容は適当に書き連ねてあったメモを集めただけですので纏まっておりません。まぁ何かしらの刺激になれば幸いです程度のものなので細かい部分はご容赦下さい。
 #舞-HiME_EX001

MAIHIME-久行宏和アートワークス-
4797332654
久行 宏和


Amazonで詳しく見る
by G-Tools アマゾン アニメDVD ま行 ま TOP10への個別リンク

←↑気になった名前はコピペして検索。 TOP10入りしてますか?
posted by みやびあきら at 12:30| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 放送終了アニメ感想〜2005夏 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック