2004年07月22日

鉄人28号 第16話「京都燃ゆ」

う〜ん、う〜ん、良い話しだったと感じる自分と。いや、これは問題点も多々在るよ。考え過ぎる事は無いが、考えておかねばならない事もあるんじゃないのか?

一言で言えば、敷島博士の罪は大きい。しかもその数の多さは戦争の所為だけには出来ないほどだ。
しかし、彼は法や国によっては裁かれない。
何故なら彼の人格はともかく、その才能が戦後日本の復興に必要不可欠だからだ。

敷島博士には人望もある。彼に親しい人たちは彼が犯罪行為などするはずが無いと思っている、信じている。

だが何と罪深き男かな、敷島は!!

あの寺のモデルは化野念仏寺?水子供養ではあるのだろうけど…

敷島(梅小路)綾子をあのまま死なせてしまったのは私は納得出来かねる。
彼女がロビーを守るために将校を殺してしまったと敷島は言う。でも彼女にその事の記憶が無い(本当に最後に思い出した記憶は真実なのか?)ロビーが見ていたというのは、敷島の説だ。関係者が敷島博士以外死んでしまった今では、死人に口無し…

戦前、戦中の闇を知る人関、関わった人間が次々と死んでいくこのアニメで敷島博士だけは生き続けるのだ。

彼は戦後復興の象徴なのだろうか?
彼は私腹を肥やさない。しかし、研究結果が何を生もうと反省はすれど歩みを止めることは無い。
彼は人間敷島以上に、科学者敷島博士だからだ。

TV東京・Anime X-press 鉄人28号
鉄人28号 WEB SITE
#鉄人28号_16

P.S.敷島重工の意味が分ってきたような気がする…
posted by みやびあきら at 15:15| 東京 🌁| Comment(3) | TrackBack(0) | 放送終了アニメ感想〜2004秋頃 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
作中で綾子があれほどの事(戦争)を経ながら変わらずに存続し続ける京都が憎い、滅ぼしてしまいたいと発言していますが京都=日本的伝統(天皇家?)のメタアファーと言う事なのでしょうか?今川監督の内部には原作が持っていた以上の拘りを「敷島」という名前に持っているように感じます、敷島博士の持つ「凶悪な善良さ」と言うものに
戦後の日本のある側面を体現させているようにも感ずるのですが・・・
Posted by 流転 at 2004年07月22日 23:28
 はじめまして。初コメントさせて頂きます。
 今川監督さんは、本当に「戦後」や「戦争」を真面目に描く気があるのか?今回は非常に疑問に感じました。
それは「出兵」という語の使い方。あきらかに間違ってますが、何度も繰り返されました。兵士(軍属?)の敷島博士は出征するのであって、「出兵」はしません。
 「出征」という語を使えない事情(テレ東規制?)があるなら、無理やりな言い換えも解りますが。戦争用語も規制対象という事は無いでしょうから、演出意図があるはずですが、それがわかりませんでした。
Posted by 元読一 at 2004年07月23日 01:52
>>流転さん
私の考えはちょっと違いまして。
とにかく今川監督の京都、古都に対する思い入れはかなり強いものだとは理解しています。

ええ、出来れば記事に追加する形で何故京都を破壊(燃やそうと)したのか?
その辺りをもうちょっと纏めてから書きたいと思います。

>>元読一さん。初めまして、コメント有難うございます。
そうですね、言われてみると確かに「出兵」では無く「出征」が正しい使い方ですね。
但し、鉄人における第2次世界大戦関係は何故か「太平洋戦争」限定に思われます。
と、言ってもインパール等の話しが描かれる事は無いようで、太平洋の島々での戦いが特別にクローズアップされています。
(本州の空襲もですか)

おそらくは、中国や朝鮮半島の話しは自主規制ないし規制されていると感じてしまいます。
そもそもシベリア抑留問題も解決していない(捕虜の帰還は続いている)時期の話しであるように鉄人は思えますし…

なので、意外なところで言葉が使えない可能性はあります。
邪推すればODA等の関係もあって(酷い邪推だ)太平洋の諸島の国々からは文句が言われないからとでも考えているのでしょうか?

戦争を描くと言うよりもやはり、戦後世代の戦後の清算?をそれなりに自分達に出来うる範囲でやっている。
そんな感じでしょうか。

これも難しい問題なので、前々から書こうとしていた事も踏まえて。
いつになるか分かりませんが、記事にしたいと思います。
Posted by みやびあきら at 2004年07月23日 15:21
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