2007年03月14日

地獄少女 二籠 第22話「憧憬」

第二十二話「憧憬」  脚本:金巻兼一 絵コンテ:中山ひばり 演出:神保昌登 作画監督:波風立流

前回に引き続きシリーズ構成の金巻兼一さん担当回であり、金巻さんがやはり脚本を担当していた第十四話「静かな湖畔」のある意味その後のお話。

シリーズ構成が直接書いているからには、二籠における紅林拓真(CV:藤村歩)くんが重要なポジションにあるであろうといった事が予想されるのだが……

先ずは父親が生きていた事に驚いた。これは本来は喜ぶべきことなのだが、父親が意識を取り戻しさえすれば拓真くんへの冤罪とも取れる数々の誹謗中傷、誤解の数々とけると単純に希望を持って良いのかどうか怪しいのが「地獄少女」「地獄少女」たらしめる部分であろう。

せりがどういった役目を背負っていたのかは、本来であればあくまで地獄へ流される対象、ターゲットとしてなのだが如何せんきくりの存在が話をややこしくさせている。

地域開発エピソードとしては前回は引っ越して来た側、今回は元から住んでいた側が立ち退いたケース。ふーむ、家庭の事象としてはお金を貰って立ち退いた以外に父親に問題があったようではあるけれど……

わざわざ拓真せりの間に 心を通わせるエピソード見せ付けた上での地獄流し。しかもくきりが伝えに来て、理解しろ、現実を見ろと言わんばかりの干渉。

一体何がしたいのか未だに謎のきくり

単純に考えれば第一期において己の役目を逸脱し、自分自身の恨みを晴らそうとしたり、そもそも柴田父娘に関わり過ぎた閻魔あいに対して、後継者として傍で地獄流しのお役目を学べととでも送り込まれた存在なのだろうか?

二籠ではあいの干渉や異常行動は減り、代わりに三藁の過剰なまでの今までとは明らかに違う逸脱した干渉や行動が目立つ。そして描かれる三藁誕生とスカウトのエピソード。

ならばきくり拓真追い込むだけ追い込んで、自分のお供にと鍛え上げている途中とでも言うのだろうか?

単純に悪戯で無邪気な邪気、邪悪さで引っ掻き回してるだけである可能性もあるし。それが閻魔あいと三藁を試している事も兼ねている?

難しいねぇ、地獄通信のシステムは昔からあるとして、閻魔あいに前任者がいたかどうかって謎もある訳だし。日本ローカル存在であれば海外では?とかも謎。ターゲットが海外に行った場合とかもあるんですけど、海外の事情は地獄少年の時に、やはり超上の存在が他所にもあること示してはいましたけど。

しかも次回も拓真くんエピソードである事から考えると。刑事さんは引き続き登場するようだし、右胸に刻印を刻んだ少女の遺体?らしき映像も予告にあったしで、重要な話が続きそうです。

後はカエル(蛙)のモチーフ?の意味する所あたりか??
きくりが蛙の雨合羽姿とかであったのすら意味があったのかも知れないし。「帰る」「変える」「代える」などなど。黄泉返るかもしれないしなぁ。

何か象徴するものがあるのかもと考えるのは例えば輪入道の存在。
古来、日本には回るもの回転するものには魂が宿るとかといった考えあったりして、その意味でも車輪であった輪入道ってのはありなんですよね。アニメでは確かうしおととらのOVAオリジナルエピソード「転輪疾走」で水車に妖怪が宿っていたかと。つむじ風なんかも回転しているから云々もあったかと(もしかしたら祖母も糸車が本体かも知れないですし)

最初は「鬼繰り」とか「鬼庫裏」「鬼涅」と当ててみようかと思いもしましたが、そんな単純に「鬼(き)」って事も無いかとどうどう巡り。この場合は死者の魂って意味での「鬼」のつもりなんですが「棺」「忌」とかでもいくらでもあるしで、予想も無理無理。

後継にしては直接事態を悪化させ過ぎる存在だしで、きくりの作品における存在理由が明かされないまま終わるようだと、第三期ですかね?
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posted by みやびあきら at 22:00 | TrackBack(0) | アニメ・ゲーム・コミック感想&NEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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