2005年06月02日

エルフェンリート(地上波版) 第9話「追憶 -SCHOENEERINNERUNG-」

 ←凡ミス多い音声記事ですが意味は何とかかんとか?

 過去の事情と惨劇の始まりを決定付ける事象のお話…… と言ってよいのかどうか悩んだ。もっと奥にあるメッセージが漠然としか受け止められない自分は、ちょっとお疲れモード。切り込めない、踏み込めないのは最悪な展開や結末を考えたくないという逃避行動かも知れません。

 考えてみればルーシー(一体いつこの名が与えられたんだ? まだ過去編では名前が分らないままなんだが……)は人間ではないので、人間が人間を殺す図式には当て嵌まらない。だがミュータント、亜人間であるのなら若干引っ掛かりもしようが、どうも角がある、見えない手が4本ある以上に人とは違った存在なのでは? 類人猿という言葉がありますが、類人○、人では無いのであれば類人鬼とか全く違う者として考えなくも…… 難しい。

 コウタと出会い惹かれてしまうルーシーですが、コウタは夏休み中に親戚の家に遊びに来ていた普通の男の子以上の力をルーシーや従姉妹のユカに発揮しているのですが、何か特殊なフェロモンでも出しているんでしょうか!? カリスマとは違った謎の魅了能力の持ち主です。最初はツノが格好良いと言う所から始まった(後、オルゴールの音楽の力が結びつけるのですね)小さな切っ掛け、個々ではそれほど大きくない要因の数々。でもそれらが生み出したものの大きな事と言ったら、筆舌に尽くし難いのですよ。

 自分の仮初めの宿とする為だけに、元の住人を惨殺するルーシー。人としては許されない残忍な行為ですが、実際の世界では非人道的行為をする人間は後を絶たず、また人ではないルーシーの生存本能がさせた事であれば、見方も変わってはきます。しかし、人間社会にとっては脅威として排除されて当然の行為でもあり…… ルーシーの立場から見ても、追い込んだ人々はいた訳で、しかし麻美子(漢字は仮)ちゃん家は一家4人惨殺されてしまうような謂れは無い……

 互いの種の存続を掛けた戦いになってしまっているのですね。ネアンデルタールとクロマニヨンが共存出来ずに現代を迎えているように、ディクロニウスとホモサピエンスは共存出来ない…… ないのか本当に!?

 一緒に出かけた動物園。罪の在る人も無い人も無差別に殺している少女とは思えないほどに無邪気で可愛いルーシー。ただ内にある包帯巻きの子供達が彼女に問い掛けるの何? 赤い牙みたいに太古からの人類に対する怨念がそのに流れているんでしょうか?? ゾウキリンを見て、鼻が長い、首が長いと驚き喜ぶ姿は単純に言って愛らしい。ですが、園内の案内板にぱっと見、動物の図柄がゾウキリンしか見えないのは意図的でしょう。ダーウィンに始まる進化論。ゾウの鼻が長くなったのはいつ? キリンの首が長くなったのいつ? その中間に位置する生物も現在生きていないし、化石からも発見されない為に、突然変異や、ウイルス進化論なんかも念頭に入れた、ミッシングリンクな演出なのでしょう。それはディクロニウスにも言える事で、過去にどうであったのか? 所謂「鬼の伝承」等にも関係しているのか。そもそもルーシーって何? …上手い演出だなぁ。

 ウイルスが原因なのか、人間の方の変異が先なのか。はたまた特異な体質を持った人に変異した特殊なウイルスが作用して… などの複合原因なのか。そもそもウイルスなら元の宿主は? もしかしてヒト内在性レトロウイルス? 最近この辺りをちょっと調べてたんですけど、本当に不思議でならない存在なんですよね「ヒト内在性レトロウイルス」有名なものでは普段は何もしていないのに妊娠時に女性の体内で活動をするタイプでしょうか。何故母親とは違う遺伝子を半分持った胎児が免疫系により攻撃されないのか? そんな部分で働いていたり。と言うか、わざわざレトロウイルスが特殊な膜を構成する成分を生成し、母親のリンパ球を胎児に通さないようにしちゃうとか一体何で? やはり生命の進化に寄生体としてウイルス。いや共存体としてのウイルスの役目、進化時での役目ってとんでもなく重要なのかよ!! みたいな。

 ベクターウイルスは感染能力を持っていますが、ヒトの免疫系により排除されている感じがしないので(坂東とか何か発病しておかしくなっているって事が無い。潜伏期間を過ぎると発病するって訳でもなさそうだし)元々人間を宿主とするようなウイルスが変異するのが先なのか…… 宿主と共存している規制体としてウイルスなので、ディクロニウスを次世代で生み出す以外の結果が見えない。これじゃ病原体とは言い切れない、もっと別のウイルスだよなぁ。

 話を戻して、コウタのついた嘘。もしかするとそこで女の子だよ、と答えてしまうとルーシーを傷付けると判断したのか。はたまたコウタは既にユカの事が好きなので考えすぎたのかどうか分りませんが、約束の在るイトコは男の子と質問に答えてしまいました。嗚呼、そりゃその事がこれから起こることに引き金になるとは想像出来る筈も無いよな。

 お祭で起こった惨劇。目撃したコウタの妹のカナエ。……いや、もうどうしましょう、どうにもならない過去の既に起こってしまった事だものな。次回はルーシーカナエを殺しますか。コウタの両親を殺しますか。他にも沢山殺しますか。コウタの記憶が封印、自動改竄・封印される訳や、正気に戻ったルーシーが捕らえられ、それ以降の事も分りますか!? ここで嘘つきと言われたコウタのフラッシュバック的に回想されたシーンに繋がりそうですが……

 妹が「エルフェンリート見た?」とか朝起きてから話をふってくるような兄妹関係の我が家ですが、妹殺されたら…… う、どないせいって言うのさ!!!

エルフェンリート elfen lied  #エルフェンリート_09
 P.S.考えてみればルーシーにゅうとしてコウタと同じように記憶を封印してると言えるのか。思い出したくない過去。認めたくない現実。うわぁ、興味を惹かれ捲くりますってば。あ、長官と教授の親子の名前が角沢なのか。伏線なんでしょうね、これも。
posted by みやびあきら at 18:00| 東京 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 放送終了アニメ感想〜2005夏 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私はエルフェンリートを毎週かかさず見ています。漫画も集めています。
Posted by ミルン at 2005年06月03日 16:17
>>ミルンさんへ。
エルフェンリート面白いですね、本当に。
アニメは完結している訳ですが、原作はまだ続いている……
Happy Endになれば良いのですが、難しいですよね。
う〜ん、それにしても唸らされます。
Posted by みやびあきら at 2005年06月04日 20:37
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