2004年08月10日

忘却の旋律 第7部 東京駅編 第18話「東京駅」其の弐らしい(更に追記)

※周る遠音

現在の東京に環状線と名前がつく鉄道は無い。しかし山手線は現在環状線(正確には環状線運転)になっており、上り下りでは無く、内回り外回りで運行している。

中央停車場とは東京駅そのものである。何故なら東京駅との名前になる前の名称は東京中央停車場であり、開業した際に東京駅と正式に名前がつけられたからである。赤レンガの駅舎はまさにモンスターの支配の象徴として怪しく映える。
中央停車場の建設と当時の世界情勢。日本と外国の関係(特に戦争)は深い。丁度、テレビで首相が語っている内容は過去の事象にもリンクさせているかのようである。(東京ステーションホテルの歴史については、現在勉強中です。申し訳ない。)

今話で登場した車両を良く見ると「山手線」と表記されている。しかし、遠音が乗っている電車は停車している気配が無い。中央停車場であっても泊まる素振りが無い。一度、安藤ヨウスイと乗客になるかのような人々がベンチに並んで座っていたが。彼らが突然現れたように、車両内に気が付けば乗っているのだろうか?
安藤ヨウスイとは羊のエージェントの可能性が高いが羊水の中であんど(安堵)する。英語のUNDO(元通り・元に戻す)等の意味合いだろうか。羊水の中に戻る意味でも両方とも考えておく。

東京駅は開業前の名前に戻り(undo)駄目なメロスは知恵の実(リンゴ)を手に持ったままで食さない。人が知恵を与えられる前に戻る事が猿人なのであろうか。

ヨウスイの話は不思議な話だ。死とも生とも、生まれているのか生れ落ちる前なのかすらも分からない。ただ彼は羊飼いではあるようだ。もし、中央停車場と環状線の車内が夢に服ふ世界ならば遠音をはじめとするダメなメロスを見続けているのだろうか。

何故か、自らを眠りの世界へ誘う時に羊を数える風習があるのだが、sheepsleepとを掛けているとかshee→pooで(吸って吐いて)の腹式呼吸説などを聞いた事もある。
真相は分からないが、数えるのは日本だけで英語圏では羊(sheep)を繰り返す事に意味があるようだ。

人の脳内でのやり取りは電気信号でもある事を考えれば(ここでは脳内伝達物質に付いては触れません)彼等が電気羊(電気と羊)によって夢の世界へと囚われているのも自分としては納得できる。

スパイラルでもヘリカルでもない環状線。「感情せん(せぬ・しない)」とも考えたが。あの路線の下にまほろばが隠されているのであれば「艦上線」やも知れない(宇宙戦艦が上に乗って発進する艦上線もあり)

もしメデューサの支配地域であればウロボロスの蛇を強く考えただろう。
ギリシア神話にも関係が深いと思われる「忘却の旋律」であれば、覚えておいて損は無いのがウロボロスであろうが。とてもじゃないが、あの環状線には宇宙は、全にして一は、感じられ無い。あるとすれば、自己愛の完結した姿。自ら己の体内に回帰する(母親ではなく)自分の頭から体内に……(宮谷一彦の肉弾時代でしたか?)

もしアンドロイド(アイバーマシン)が電気羊の夢を見ない。見る事が出来ないのであれば。スカイブルー遠音を助けに行く事は出来ない。出来るはずも無い。しかしアイバーマシンは本当に夢を見ないのだろうか?ユニコーンシリーズペガサスシリーズの違いもこれから明かにして欲しい謎の一つだ。

少なくともスカイブルーの話から察するに。遠音はメロスの戦士になる前の存在に戻って(undo)しまったようだ。遠音スカイブルーの事が一番なのに何故? 夢の世界では大好きなスカイブルーと一緒なのだろうか。それとも、スカイブルーに出会う前にまで戻ってしまったのだろうか。

回っている周回している間は、未だ救いがあるだろう。これが下に落ちこむ螺旋であれば…
しかし考え様によっては螺旋であれば逆にあがって上ってくることも出来ようが。閉じた回る世界ではどこかで絶ち切らない限り(または停止させる)脱出は不可能だろう。

エッシャーの騙し絵のような世界であったり。メビウスの輪のように内と外がねじれて閉じていたらどうなのだろうか?
乗車している環状線が内回りか外回りか判断に困ったのは捩れを想定した為である。

解決策はやはり外からの干渉。外に別の地点を用意する。つまりここが東京駅なのであれば0キロポスト(起点)を用意する事が解決策だろう。始まりと終わり、起点終点を考えれば停車させる事も出来るんじゃないだろうか。
実際どういった解決策がとられるか分からないが山手線の起点は品川駅にあるのそうなので(私が見た事がある東京駅の山手線のゼロキロポストは正確には東海道本線のもので、山手線が東海道本線を利用しているにすぎないとのこと)

〜中略〜

宇宙にここから上がるとして。線路は利用されるであろうか?
銀河鉄道999のように空高く線路が伸びると壮観だろう。東京駅の地上路線全部が上に伸び、その複数の線路を発射台としてアイバーマシンが五重連または五頭立てで牽引しても面白いだろう。

〜後略〜(正確には前略もあるのですが、日の目をみると良いですね>自分)

P.S.ああそうか、開業前の駅に止まる必用は無いのだな。運用されていない駅な訳だから。ならば現在の東京駅を回る山手線にしない限り停車もしないのか。
車内の中吊広告宝くじであったりするのもドリームジャンボな話だ。人は夢を見る。眠ってみる夢。未来を思い描く夢。様々な夢の定義・形があるが、それをコントロールするのが羊飼いの役目か。
食肉用か毛を刈られるのか分からないが、ストレスが溜まらないように健康状態にも留意して家畜を管理してこその羊飼い。
餌場はどこ?どこに放牧するの?

最後に夢自体は外で見せられて内に篭ったり、退行した時点で回りつづける車両に乗せられているようだ。
ベンチに座っていた者達が既に猿人であったのであれば、本来は車両内で猿人になるのではなく。猿人が乗せられるのが正しい飼い方なのであろう。
仮面を着けていない遠音はまだ猿人になっていないので、救える事を見せてくれた。ただメロスの戦士以前に戻った段階ではあると。
#忘却の旋律_18b

※何故か追加:忘れていたが東京駅は地下水位の上昇で、地下部分はほとんど水の中に浮いていると言ってよい状況とニュースなどで聞く。工業用水として地下水が使われなくなった為に地下水位が上昇傾向にあり、このような事態を招いたそうだが。
おや流石にこの用水じゃないだろうね。でも忘却だから何でもありでしょ?
さて、古事記を紐解くと大和かもしれないまほろばですが、地下に隠してあれば浮力で浮いてもおかしくないですね。
地下水の中から浮上する宇宙戦艦まほろば。そんな事も考えていた事を追記しておきます。
参考リンク:No.059 東京沈没雑学サイト『That's 学(まなぶ)』

また追記:電車の車内で眠くなってしまう原因の一つに1/fのゆらぎが関係しているという話を何度か聞いた事が有るが。
参考リンク:http://www.ktv.co.jp/ARUARU/search/arukiku/hear4.htm
こちら→ゆらぎ研究所 1/fゆらぎとは?では。
>電気的導体に電流を流すとその抵抗値が一定ではなく、不安定にゆらいでいる
とありますね。
以前、遠音はボッカの音に批判めいた事を言っていたはずですが。遠音の音はどんな音なんでしょうね。

トラックバック概要:サルトルですか!アルコトとナイコトと言うのは鳴り響きますねぇ〜。
posted by みやびあきら at 05:52| 東京 ☀| Comment(5) | TrackBack(1) | 放送終了アニメ感想〜2004秋頃 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
これ作品に直接の関係は無いかも知れませんが、かの怪人二十面相と明智小五郎が初めて対面したのもステーションホテルの一室です。
Posted by 流転 at 2004年08月10日 09:47
PS、作中の「良い羊飼い云々・・・」というセリフにはキリスト教的なモチーフをかんじたのですが・・・
Posted by 流転 at 2004年08月10日 09:53
>怪人二十面相と明智小五郎が初めて対面
創作物や史実も含めて色々あったステーションホテルだと、色々調べてみて面白いです。
Posted by みやびあきら at 2004年08月10日 17:22
>「良い羊飼い云々・・・」
ヨハネによる福音書10:11からの引用だと思われます。
Posted by 梓 at 2004年08月11日 12:01
梓さんから貴重な情報が。ありがとうございます。
聞いた事はありましたが、具体的な出典が分りませんでした。
調べてみると確かにヨハネ福音書でございますね。
でも、深い意味があるようでないような……
やっぱり忘却なのでどうとでも取れて困ってしまいますね。
教えて榎戸さんですよ、これも。
Posted by みやびあきら at 2004年08月11日 18:49
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