2005年06月20日

英國戀物語エマ 第十一章「すれ違い」 第十二章「スズラン」

 ←ヴィヴィアンは妹です、エレノアが正しいです。な、音声記事。

 さて、最終回を見た上で書きます。
 先週はかなり厳しいエマの過去の話をアルウィリアムに話したのですが……

 ゴメン。現実としてああいった事があったのは分るし、理解も致します。けれどもダメなんですよ、ああいうのは…… 体が受け付けないお話なんですよね。もうね、許せないですよ性的な犯罪は。いやエマは何とか逃げ出せましたけど、残った女の子達は救いようがないじゃないですか。ああぅぅぅぅ

 エマウィリアムが擦れ違うのも意図的な演出なのは分りますが、ウィリアムぼっちゃま帰りますか!? そこでショックを受けて帰っちゃいますか!! いやそのままエマさんに逢わずに帰るのは、合わす顔が無い、どう接してよいのか分らないとかなんでしょうがヘタレ過ぎます。所詮はジェントリのおぼっちゃまですね、世間知らずの軟弱者でしたか…… 残念。

 その流れからの最終話でしたが、どう感想を書いてよいのやら。(注!以下原作のネタバレ少し入ります)実は『季刊エス』の最新号にエマの特集記事がありまして、何というか原作の恐ろしい展開を知ってしまったのですよ。うぎゃーーー! 何ですかコレは!? 妹がエマが表紙でカードかなんかの付録が付いていたコミックビームを買ってたんですが「読まないほうが良いよ」「読むにしても最終回まで待ったほうが…… 私は付録が丁度そのページに挟まっていていきなり見てショックを受けたから」云々言ってましたが、アレですかコレですか!?!? ぐはっ! アニメの最終回前にあんまりなのを見てしまいました。気を取り直して(取り直しきれませんでしたが)テレビの前で迎えました第12話「スズラン」だったのですが、が。

 もう残り時間をずっと気にしてました。どう終わらせるのか終始不安でございました。原作が未完とはいえアニメなりの終わらせ方をしてくれるんじゃと期待してたんですけど、ハキムに言われて慌ててエマさんの元へ向かうウィリアム。既にエマさんは故郷へ帰る決意をして行動しているのですから間に合うのか不安で仕方がありません。しかしちょっと流れ的に不自然ではありましたよねジョーンズ家での各人の行動は。父親のリチャードも部屋に行ってウィリアムがいないのをそのまま?にしてるし、エレノアも遠乗りに誘われてジョーンズ家に来たのは分るけど、なんで厩のとこに普通に居たんだ? 招待された人がいきなり家人に挨拶する前に居るものなのか? よく分らなかったし、ちょっと会話も含めて都合が良すぎた感じで…… ある意味で最終回と感じる流れでした。

 まぁ大原さやかさんの英語が聞けたんで善しとしますかね、あの辺りは。でも非常に日本人としては綺麗な英語ですがクイーンズイングリッシュと言う訳でもないですよね。そもそもクイーンズイングリッシュを聞く機会がほとんど無い。テレビなんかでイギリスの王室関係者や貴族のインタビューなんかで聞く機会が有るか無いか程度です。個人的にCNNよりもBBCの方が聞き取りやすいと感じている私ですが、BBCのはBBCイングリッシュですしねぇ。取り合えず『マイフェアレディ』を思い出してみます。

 話を戻して、擦れ違う、とにかくこれでもか!のタイミングで馬車が擦れ違っちゃって凹む。おーい、勘弁してぇーーー(泣)何だか嫌な予感がしてきましたよ。でも、何とか駅のホームで追いついて声を掛けたときには「今度こそ!」とか思いましたが……

 ……駅のホームで美しく別れて良いのは鉄郎とメーテルだけです。しかも劇場版『銀河鉄道999』を超えるものが現れるとは思えないので「エエエエエエーーーーーーッ!!!!」としか言いようが無かった瞬間です。残り時間!残り時間!とうろたえて時計を見ましたが、その後のスズランの花言葉に続編や再会を匂わすメッセージが込められていたのでしょうが…… 「そりゃぁないですよ」と激しく落ち込む。一応そのメッセージ性の事を妹にも伝えてみましたが「花言葉としては分るけど、でもスズランってを持ってるんだよ」と。……嗚呼そうだよね、俺も知ってるよアルカロイド系の毒を持ってるんだよね。とほほ

 せめてエマウィリアムにスズランを渡してとか、それを改めてウィリアムエマに渡すとかの交換があれば良かった気がします。互いに花言葉を知っているとは思えない状況で、最終的にウィリアムエマにスズランの花を贈った事を受けて花言葉の説明があれば、ウィリアムエマを迎えに行くメッセージ性を強く込められた気がしますが…… 互いに自分で買っただけだものな。勿論、花売りの少女のお礼の言葉にも意味を込めていたのは分りますが。エマの決意と覚悟に対してウィリアムがヘタレ過ぎた為に非常に消化不良に終わってしまった気が致します。

 続編の有る無しに関わらず、もうちょっとだけでも希望の道筋をはっきりと示してくれれば良かったのですが。スズランのサブタイトル、花言葉などのメッセージも続編を匂わす為にも、続編が作れなかった時の言い訳にも使えるようになっていた印象が強いです。惜しい、譬え強く続編へのメッセージを残した上で続編がぽしゃっても文句を言おうとは思わない。これで終わりとも終わらないとも、続くとも続かないとも。とにかく希望のメッセージとしてよりも言い訳や含みをさも意味有り気に残された感じが、大きな喪失感を生んでしまったのが…… 率直な私の感想です。

 ただし、今回の『英國戀物語エマ』は総合的なレベルが高く、原作がまだ連載中であることを鑑みても意図は理解出来ないでないです。続きは原作で、とも理解できますが終わった後に妹のビームを読もうとして…… 読もうと……

 読めネーーーッ!!!
 こんな恐ろしい展開のまま一ヶ月ペースなんかで読むなんて、根性無しの俺には無理だぁーーーーー!!! せめて事態が好転してからじゃないと無理です。胸が締め付けられます、ストレスで心臓がヤバクなるので、強心剤としてスズランが必要になるような、こんな真っ暗な絶望的暗転の回だけを読むなんて無理無理です。これはおとなしく完結してHappy Endを迎えたとかの風の噂にでも聞いてからじゃないと手出し出来ませぬよ。

 しばらくリコーダーの音色が聞こえてきたら、しんみりとしちゃうだろうなぁ。あぅあぅ。

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トラックバック概要:あのラストを見てから…… 大分落ち着きました。二人の間の障害はこの程度では乗り越えられないほど高く厚いんだと考えれば、まだまだ始まったばかりなんですよね。
posted by みやびあきら at 16:00| 東京 🌁| Comment(3) | TrackBack(2) | 放送終了アニメ感想〜2005夏 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
みやびあきらさんこんばんわ。

くくく、うろたえてますなあ〜。

でも、私、「スズラン」が最終回だって気づかなくてはっきり言って欝です。マジでへこみました。つか、もう一回あってもよさそうな雰囲気でしたから。

 エレノア嬢、この資本主義の世の中で貧乏貴族が生きるために、その上、自分の恋を実らせようという心の強さ。感銘をうけました。いや、ここまでの芯の強さ。もし、こんな子に誘われたら・・・あのウィリアム父の「持参金を持っていきますので貴族の方と」の広告を見た時の表情を逆に思い出します。(ヴィヴィアンは妹ですよね。為念)

 駅のプラットホーム。苦かったですね。ええ、あの呆然自失しているウィリアム坊ちゃまの絵がとても皮肉でした。このアニメってただのいいお話だけで済ませないところもよくできてると思います。


 私はこれまで知らなかったのですが、花言葉って大概は逆の意味があるそうですね。聞きたくないから知らないだけで。と、考えると深すぎますよ。「スズラン」

TB貼らせていただきます(ペコ)
Posted by watersilver at 2005年06月27日 00:22
すみません。間違えて送信ボタンを2回押してしまいました。TB2回送ってしまいました。

ごめんなさい。

お恥ずかしい。
Posted by watersilver at 2005年06月27日 00:25
あ、本当だ思いっきりエレノアって書いたつもりになってた。
すみません、取り急ぎ修正だけしておきましたので。
ええ、諸々はもう少しお待ち下さいませ。さっき帰宅して風呂入って寝るとこなので(^^;)
今日も朝が早いぞ〜〜〜(爆)
Posted by みやびあきら at 2005年06月27日 03:03
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