2005年06月20日

魔法先生ネギま! 第24話「XXIV時間目 Et arma et verba vulnerant.」



 先週の第23話「XXIII時間目 Memento mori.」時点でおかしいなぁと感じていたんですよ。最後のシーンで明日菜が死んだとしてもですよ。そりゃあネギがどうやって明日菜の完全死亡を確認したのか私は知りませんが…… もしかしたらその持ち前の能力から心配停止どころか魂が既にどこかに行ってしまった事を察知したのかも知れませんが…… 足掻くよね。もっと足掻くよね。絶望するには早過ぎるとしか見えない、受け取れない。結局「何だかなぁー」な印象を残したまま一週間を過ごし、やってきました第24話……

 OPソングありませんが、いきなり葬式→どうやら火葬場送りのコンボで始まりました。
 ……ああ!! 何よこれ!!!!

 前回の記事で書いた。
 >刺激的なことをすれば良いってもんでもないですし。
 の言葉を繰り返しますが。これはどうなの? どうにも違う気がするのは何ででしょうね?

 エヴァンジェリンの前で足掻く前に、先週足掻いた上で、それでも無理矢理納得しようとして出来なくて…… 足掻く。もがく。うーん、この事だけじゃなくて言えると思うのですが。とにかくテレビアニメーション『魔法先生ネギま!』には積み重ねが無い。あっても上手く積み重ねられなくて崩れてしまっているとしか言えない気がします。いや、そもそも積み重ねる気があったのか?? 唐突にサプライズを用意すれば、確かに刺激的でありその場では衝撃も受けますでしょうよ。でもねその手法は慣れると飽きが早いし、外すと目も当てられない惨状を招くと思うんです。けれども心に残っていくものって、同じような事であっても感動を生むもの、生んだものだと思うのです。今回のエピソードも何とかならなかったのかなぁ。

 ところで私は実際に収骨をした事も有りますけど、やっぱりこの演出と流れは、スタッフとしては大決断だったのでしょうが、安易選択としか受け止められなかったのが残念無念……

 話を変えますか。

 俺は夕映がかなり好きですよ。多分じゃなくて妙にアニメ版では恵まれていたのどかより好きです。でもね、見せ場を持ってくるところがこんな時なのはどうよ!? 相手が10歳の男の子であっても好きな気持ちは止められないのは分りますけど、破綻したシリーズ構成の中であっては反応に苦しみます。もう今までの全てのしがらみを捨て去って、男を取るにしてもこの場、この時ってのはねぇ。

 刹那の選択と行動も訳が分らん。ちょっと待て、木乃香お嬢様を守るってのは分るし、理解している。けれどもその命を守るんだろう? 何で精神的に傷つき、もしかしたら既に壊れてしまっていて何とか直さなきゃいけない状況でのあの行動の意味は? 命を自ら絶ちかねないように追い込んでどうするの!? 命を守るってのは、その心も魂も。彼女の全てを守ってこそだろうに、何で誰も止めないよ、何分った風になってるのさ(学園長もか?許可が無くちゃ出来ないよな)

 はーい、どんどん追い詰めていきますよ。みーんな追い詰めていきますよ。で、ちゃんと最後はハッピーにしますんで、その方が落差があってカタルシスも得られ捲くりですよ!! とか考えているのかもしれないけど。ちゃんと考えられた流れの中で招かれた現状ならば、それも納得出来るかもしれないけど…… あれだ、あの言葉が頭の中に浮かびましたよ。

 「あざとい」

 tb概要:どうせなら獅子の子として、獅子の親から千尋の谷へと突き落として欲しかった。俺は一体に何者に、何処へと落とされたのだろうか?

 TV東京・Anime X-press 魔法先生ネギま! 魔法先生ネギま!麻帆良学園中等部2-A  #ネギま_24
posted by みやびあきら at 17:00| 東京 🌁| Comment(2) | TrackBack(2) | 放送終了アニメ感想〜2005夏 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 確かに、ここの処の展開は、「あざとい」って感覚を受けますね。
 一方で、最初の人事からして「やるべきでない人」を監督に据え、混乱に混乱を重ねた挙句、その後善くここまで持ち直して、一応「アニメとしての体裁」を整えたものだと、ある意味感心です。
 「あざとさ」に関しては、実は原作マンガもかなり「あざとい」訳で、原作ファンの一員として、私なんかは結構平気です。但し、終局のまとめ方に関しては、かなり期待薄の「子供騙し」(言葉が不適切で申し訳ないです)な感じになりそうですね。夕映とのどかとネギの関係も、盛り上げるだけ盛り上げて、「エッ、そんなオチ?、それで良いの?」てな終わりになりそうな予感です。
 正直、「修学旅行編」をああいう扱いにされた段階で、原作読みの私にとって、TVアニメ・シリーズの「物語」としてのネギま!は失敗確定でしたので、その反面では、現在の「奇をてらった演出で見せる技法」は、作画・動画・声優さんの演技等が良好なら大歓迎です。つまり「物語」の部分は「原作で読んでるから、もうアニメに期待しなよ」という状態です。その分、原作読んで無い人は、アニメだけから「物語性」を感じなければならず、苦痛な展開になってるのでしょうね。
 物語性とか、シリーズ通した起承転結を無視して見てると、結構「今のネギま!」は面白いと思いますよ。
 思えば、序盤の終わり頃(第7、8話)あたりから中盤に、この様な独自路線を打ち出してくれていれば、このアニメは化けた可能性が高かった様な気もしますね。
Posted by 読一 at 2005年06月20日 18:53
>>読一さんへ。
実はちょろっと原作版を雑誌で立ち読みしたりしたのですが。
まぁ一部分しか読んでいない身なんで的外れかもしれませんけれど。
原作にあるあざとさと言うのは「もう、あざといなぁ〜」と苦笑いしながらも納得の出来るもの。あざといと言うよりも‘ちゃっかり’してるなぁ的なモノだと感じました。
が、アニメ版は卑怯なあざとさで、侮蔑したくなるような意味合いが強くなってます、私の場合なんかは。

更に25話を見るに到っては…… 感想にならないです、書けないです。
「無味乾燥」な適当な内容も、矛盾した事柄なども全てタイムパラドクスその他で強引に終わらせる気でしょうか?

個人的には「相対性理論」ではあり得ない事が「量子論」ではあり得てしまう事を勘違いした形で都合よく理解してしまうと、時間を遡ろうとなんだろうと‘アリ’になってしまう流れが良くないんだと……

ああ記事にしますかぁ〜〜〜〜。
Posted by みやびあきら at 2005年06月23日 14:30
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魔法先生ネギま! XXIV時間目Et arma et verba vulnerant  テレビ東京
Excerpt:  凄いや!。もう原作マンガとの比較を、どうこう言ってる場合じゃないよ。本当は「アニメとマンガは別」って、割り切って見るべきなんでしょうけど、私にはとても無理です。勝手に脳内補完してしまって、ああー、も..
Weblog: 読一のオタク生活25年+
Tracked: 2005-06-20 18:56

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Excerpt: 魔法先生 ネギま! 24時間目 『Et arma et verba vulnerant』 企画:大月俊倫  監督:宮崎なぎさ  シリーズ構成・脚本:大河内一楼  キャラクターデザイン:加藤..
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Tracked: 2005-06-26 10:09