…結局、マーガレット・バートンのみが私は背負ったとか罪を認識したとか言っておきながら!! な終わり方しちゃったよ。
途中の過程はAvengerの方がつまらないと感じたけど、最終回に限ればAvengerの方が憑き抜けていた分インパクトがあった。
結局MADLAXの単語の意味は分からず。先代の父親が何故そんなコードネームのようなもので呼ばれ、ペガサス?がトレードマークなのかも分からんかったよ……
口だけで反省されても罪を背負ったものが更生するかどうか分からないし。そもそも人が元々持っているものの良し悪しなんてどう判断してるのさ、マーガレットは!? 意味が分からないなりに自分でその意味を理解しようという気持ちになる最終回であれば良かったけど、これでは理解しようとする気が起きない。
パスタ食ってればいいじゃん。パスタが食べられる幸せ。人をどんなに殺しても、これからどれだけ人を殺してもパスタを食べれば気持ちが和らぐ優しい人殺しと。人形を妹に具現化・実体化させて、己の人殺しの欠片もそのまま繋がっている、同じ存在のままであるのに解き放ち、相変わらず人殺しをさせる不思議少女。
自分が父親を殺した罪は認識した、背負って生きていく。マドラックスが今まで多くの人を殺してきた事を共有して一緒に背負ってあげる重い罪を認識した私。
フライデーマンデーさまは罪を一人で背負って生きていく重みに耐えかねて人は本質を知るべきだ、その上で生きていくべきだ、滅ぶなら滅ぶべきだと考えたけど。マーガレット・バートンとその欠片達は一部のものだけそれを知っていれば、周りは知らないで良いよ。どんなに重い罪も本人がそれを認識さえして生きていけば問題無いとでも??
うわ、混乱中。理解したくないやこれは。
真下耕一監督と脚本の黒田洋介さんは予想以上に相性が悪かったとしか言えないアニメになってしまった。音楽だけは(いつも通りのビクターで)突き抜けて良かったけど、絵コンテ・演出・脚本のバランスはかなり悪かった。買ったCDの代金分は楽しませてもらったけれど、それ以上のものは無かったです。残念無念。
で、エルダ・タルータ サークス・サーク アーク・アルクスの言葉はスタッフの誰と誰にお届けすれば良いですか?
是非お届けしたいのですが、いや本気で。そうすれば次回作は今度こそ本質に触れられると思うのですが。
P.S.
■ MADLAX マドラックス ■
TV東京・Anime X-press MADLAX マドラックス #MADLAX_26
P.S.でもキライになれない自分がいます。だってウラシマンすきだったんだもの。劇場版ダーティペアは傑作だと信じてやまないんだもの。.hack//はアニメ2作もゲーム4作もかなりすきだったんだもの。そりゃアニメのマイネリーベが楽しみ楽しみでソワソワしてるんだもの(苦笑)
甘噛みさんのところへのコメント。
MADLAXの最終回ではあったのですよね。真下作品としては有り得るし、纏めた部類の最終回であったのは間違い無いです。でもちょっとこれは…… ミュージックおされおにゃのこビデオとして音楽と映像から妄想するのがぴったりの作品で、物語性を求めるのも与えるのも間違いに思えてきました。
たろぁーるさんのところへのコメント。
『監督がやりたいようにやって。脚本はそれらに勝てなくて終わっちゃったのかなぁ、などと。やっぱり真下監督作品でした。』
読一さんのところへのコメント。
レティシアが語っていた事も今になってみると納得できたり、意味不明だったり。真実を知っていたはずなのに、マーガレットやマドラックスと近づいても… あれ? 結局、演出上のキャラとして振りまわされた感が強いですね、見ている側が。
トラックバック概要:ヤンマーニに始まり、あいむひ〜〜〜ぃ〜で繋ぎ、メアー!で終わりました。以上です。
最終追記になるのか!?
私の視聴スタンスが真下監督作品として見るのか。それとも黒田脚本作品として見るのかで定まらないまま見続けた事が失望感に繋がったんだと思います。杉の木工房さんの最終話の感想その他が的確にこのMADLAXを捉えてられると感じました。
真下作品としては当たり前の状況であり作品。個人的には第1話のドレスでヤンマーニ無敵バトルの衝撃を超える話も演出も脚本も無かったと感じられた事が無念と残念と感じているのでしょう。
16話のドレスを脱いでの戦いも、その後度々あったドレス無敵もマーガレット・バートンドレス無敵過ぎも、第1話の攻撃を上回らなかったとしか言えません。あそこで感じた快楽を追体験したくて見続けたけどサプライズはあそこが最高潮で合った事を知るまでの26話。
惜しかったのはエリノア・ベイカー嬢が6話で見せたショートレンジキル能力でしょう。どうして、もっとエリノアを活躍させなかったのかと!! 今更ながらに思います。怖い人いらないから……
黒田作品としてはすぎたさんの言うとおりで恋と愛の違いでしょうね。真下演出の前でその力を発揮出来なかったというか… そんなにおしゃれじゃ無かったのでしょうね、真下作品の脚本としては。
物語を感じようとした私が負けたのです。資質無き者は去れ!! と気付くべきだったのです。
私としては、まあまあ「良かった」部類に入りましたね。真下監督作品に対する、期待度の差でしょうかね?
自分は無責任艦長タイラーで失望かまされて以後、リミッターを効かせて観るようにしてますので、満足にする度合いも低いのかな?
なのでコメントに対するお返事も兼ねまして追記したいと思います。
でも反省会になるかも(^^;
いや24話観て,あとはどうでも良くなったんですよ。
ちなみに,わたしの脳内補間では,エリノアは復活して,マーガレットとレティシアの面倒をみてます(笑)。バートン家が金持ちと言われる割に,他の執事とかメイドがいないので,実はすでに破産・没落していて,マドパパは傭兵をやっていたのではないか?…という解釈です。その後はエリノアの内職で食い繋いでいたという(泪)。
すみません。妄想です。
私も理解したかったのですが、つい黒田脚本なら一般的な作品としても楽しめるんじゃないかと期待してしまった「資質」無き視聴者が私です。
どうにも第1話のこれぞ真下作品の極み!!と言える衝撃を一度も超える事無く終わってしまったのが残念です。
音楽と映像で快楽を感じられればお話などは要らないのですよね、きっと。
この辺りも追記させて頂きます。
正直つまんないです。
Noirの劣化コピーというか。
製作者が同じだからコピーというのはおかしいけれど、Noirのような強烈な個性がキャラクターに付与されていないです。
1話で、密林で行動するエージェントがホットパンツなのには脱力しました。あれじゃすぐにキズだらけになるって。
Avengerもつまらんなあ。
キャラクターデザインとか画面の構成とか音楽は好きなんだけどなー。
AT-Xだと今はまだ1クールの途中でしょうか再放送が? Avengerも放送中なんですよね。
それぞれ黒田脚本、きむら脚本と、真下監督の目指す、何物よりも音楽と映像の融合による爆発力を優先する演出との相性が悪かったんだと個人的には感じています。
強烈な音楽をバックに動くキャラは魅力的ですし、デザインも決して悪くありません。
恐ろしいことにお話は添え物的な部分があるのに、途中で本当に必要なのか分からないエピソードが入るので辛いところです。
もっと映画や数話の少ないOVAとかでギュッと凝縮した方が傑作になるようにも思えます。
取り合えず、井上さんの心がおしゃれ分を許せるのであれば幸いですが、なかなか難しい部分もあるでしょうね(^^;)