2007年12月25日

ef - a tale of memories. 第12話「love」#coda「dream」(最終回)

サブタイトルが縦読みで「euphoric field」だったのか……

eve
upon a time
paradox
honesty
outline
rain
I...
clear colour
forget me not
I'm here
ever forever
love
dream
SHAFT制作と言うと、新房色とも言える演出が頭に浮かびますけど。ぱにぽに以降はefの監督である大沼心さんの成長著しく。本作「ef - a tale of memories.」では、リミテッドアニメなる言葉もありますがそれだけでは終わらない独自の進化を遂げたように思えます。が、何分にも薬にも毒にもなるものですので、その賛否も複雑なものがあることでしょう。しかし効果的な箇所が圧倒的に多かった作品として印象が深く深く刻み込まれました。

記事としては最終話の感想ではありますが、全話通しての感想としまして、物語としては新藤千尋(CV:やなせなつみ)と麻生蓮治(CV:高城元気)の物語に強く強く惹き付けられました。

うちの兄妹では先に妹の方が嵌りまして。但しみやこと紘、景と京介は冷静に見て感想も述べておりましたが、ぶっちゃけいらなさそうでございました。この物語たちもあっての事とは理解しておりますが、二人揃って千尋蓮治こそが肝であり、謎は雨宮優子(CV:中島裕美子)と火村夕(CV:遠近孝一)の二人に……

毎回先に妹が見てから見ることになってましたので、最終回も「見た?見た?」と急かされ(苦笑)

兄のアニメに対する絶望がちと深まっていたのと、妹は元々滅多にDVD買わない事もあり、最終的に我等にとってのメインの二人の物語がどうなるのかを見届けてから見届けてから。それまではOPCDすらじっと買わずに我慢……(酷い)

今この記事を書くにあたり、思い返しては鼻の奥がツーン! いや涙腺刺激されました。ああ少年は走れ、走るのだよ!! 妹は自転車じゃないんだよと述べておりましたが、ああ思い入れに関しては漫画家の比じゃないものな。嗚呼駅で千尋から逃げ出した後、どうなるねん!!とジリジリしながら、そこでとの……

紙飛行機は良いね。
破り捨てたのではない、あのページだけは紙飛行機で飛ばした事の意味を考えまくりですよ。少年よ素晴らしきは少年よ。

探す、かき集める姿に心盛り上がるってものであり、音羽駅での再びの邂逅。ああああ少女も少女も素晴らしい、なんてまぁグッと泣け…… 泣くには早いと思いつつツーンとくらぁな。

13時間が何と短い時間であるかをずっとずっと訴えられ、見ている自分も短い、どうしてこんなに短いのかと刷り込まれてしまっておりましたが、そんな概念は逆転する。
13時間って長いんですね
おおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!

上手い、巧い、その通りにもなる13時間。
ここで今回のOP映像も思い返され、演出として、ここまで脚本も含めて構築されてきたものが一気に全貌を現してきたんですねぇ。

参りました。
蓮治が紙飛行機を見つけ、書かれているものを読んでからの流れの加速はお見事でした。

説かれてない謎もあるんですけど、一番気がかりだった、見たかった。その行く末が見える結末がどうしても見たかった千尋と蓮治の物語を感じる事が出来たから満足でした。

この話がなければ、それなりの出来にはなったでしょうけどどこかで見たような部分も多いし、ここまで満足感を得る事は無かったでしょう。

お前どんだけ酷いんだ、自分勝手なんだ。いつの間に盗撮京介と……

こういった印象的に負の部分もありつつ、それを隠さずに混ぜていたのは、完全に混ざりきってはいなかったのでしょうけど、それもまた、ね。

ところで私は音羽と聴くと「音羽監獄」って言葉のイメージが強いんですよ。一番は講談社なんでしょうけど、その講談社に締め切り守れと講談社に缶詰にされる小説家・漫画家の言葉としての「音羽監獄」

千尋が書き上げた小説。蓮治の第一希望としての小説家。
あの駅はやはり監獄であったんだと個人的には感じています。そこから、鎖に繋がれたまま囚われた少女を救い出す物語。

いえ舞台が音羽市であり、音羽学園でマンガ家……

この物語は監獄に囚われたままのキャラクター達がそこから脱する。特に鎖に繋がれたヒロインたちを救い出す物語であったんだと思うんですけど、どうでしょうか?

参考リンク:音羽監獄 - Google 検索

屋上の鍵もですけど、まるで首を吊っているようにも見える協会のステンドグラス。囚われ、縛られ、目的を果たせるまで逃れられない者達のお話……

ちょっと感想書きのリハビリ中なので、今回はこの辺りで撤退しますけど。大沼監督のインタビューも読みましたが監督自身がこういったゲームが好きで、ゲーム原作をアニメ化するに際しての理解が出来ていた。理解が作品への愛情に繋がってると言うか、その思いもまた愛の一つであったろうと勝手に感じつつ、お金出す準備をしようと思います。
『ef - a tale of memories.』 オフィシャルページ※音が出ます!
minori official web site
ゆみこ&ゆうなのえふメモらじお  #エフアテイルオブメモリーズ_12

posted by みやびあきら at 14:00 | TrackBack(1) | アニメ・ゲーム・コミック感想&NEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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ef〜a tale of memories. 12. 「love」
Excerpt: 新藤千尋の記憶が無くなったいま、麻生蓮治はすっかりヘタレになってしまいましたね。でも、千尋は生きているのですからそこまで、へたれなくともよいのでは。
Weblog: ゼロから
Tracked: 2008-09-23 19:15