2005年10月10日

銀盤カレイドスコープ 第1話「100億ドルの女」

 これは酷い

 見ている間中何度も心の中で呟いた言葉が「これは酷い」でした。やっちゃってるアニメを見ていると時にその酷さから逆に笑ってしまったり、ネタアニメとして楽しめる物なのですが笑えないよこれ……

 こんなはずじゃなかったアニメとして今期一番腹が立ったと勝手に発言してみます。む、むごいよ……

 オープニングソングは頭に残っていないが、それもそうでしょう完全版じゃないし。監督の名前が全部カタカナで表記された「タカマツシンジ」だったのも既に嫌な予感。スクランアニメを大成功させた同じ監督だけど違うってことでしょうか?

 さて、愛のアランフェスを読んで以降、最近はそうでもないですが超フィギュアスケート好きだった自分からすると舐めてんのかと怒りが湧くってこの出来は。序盤のプログラムを見て、そのヘボさと愛の無さに唖然。低いよ!高さが低いよ!最初のよし!とか言ってた割には。次のトリプルルッツは失敗したし、合間に入り込む曲芸飛行のカットはこの時点では、似たようなもんだからシーンをイメージするのに入れてますという、手抜きにしか取れなかったし(伏線のようですけどね)燃料満載で曲芸飛行すんなよな爆発にも萎えた(曲芸飛行に使われる飛行機は軽量化その他改造されてるのが普通じゃないかと、燃料タンクも含め。まぁレシプロ機がどうだならまた違うかもしれないけど)

 ええ主人公の桜野タズサ(さくらの たずさ CV:川澄綾子 かわすみ あやこ)もどうだろうか、これは好みの問題なのですが性格はあのくらい強気でもいいと思いますが、心構えや練習量が世界を狙えない描写です。現在の日本のトップ選手は学校前に車が迎えに来て、そのまま練習場、とにかく練習の日々が普通です。あんな余裕は大会後の休みにしてもおかしな話なんじゃ。まぁアニメの描写で練習シーンばかりというのなんでしょうが、100億ドルとか、100日とか100に拘るのも意味があるんだろうか?

 冒頭の飛行機事故はタズサピート(CV:吉野裕行 よしの ひろゆき)がタズサに憑依してしまう伏線だったのは分りますが、そういえばタズサの頭の中に「私のケツの穴にキスしな!!」って浮かんだのは既にピートが憑依してたってことでしょうか。英語なら日本はおおらかだよねぇ、でもあれ言わせちゃったら相手の怒りはとんでもない事に…… (これも伏線か)

 ええ、これ意向は端折ります。

 第一話から作画監督以下韓国丸投げでは、客も逃げます。スケートのプログラムに関してはお名前が二人上がっていましたが、この構成は自分は新採点基準に関してはあまり詳しくないので何とも言えないのですが、整合性を求める上でも芸術的要素を求めるにしても重要なポジションだと思いますが、第一話では生かされていなかった印象です。これは次の2006トリノ冬季オリンピックと国内の女子フィギュア選手の人気に便乗しようとしたアニメとしか受け止められない危険性を感じます(原作は未読なのでコメント出来ません)

 あう、これは立て直せるのか? 正直期待できない要素が多すぎて残念でならない。フィギュアスケートはこんなもんじゃないですってば、ほんと。

 銀盤カレイドスコープ TV東京・Anime X-press 銀盤カレイドスコープ #銀盤カレイドスコープ_01
posted by みやびあきら at 19:00| 東京 🌁| Comment(4) | TrackBack(0) | 放送終了アニメ感想〜2005冬頃 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
どうもはじめましてPAKABONと申します。
自分は原作を読んでから見ましたがストーリーはほぼ原作に忠実でしたよ。
ただ、まだ噂や憶測でしかないですけど銀盤の話が監督に行って引き受けたのが 大体6月そこから準備始めて10月放送の強行スケジュール。
更に五輪と合わせてと言うことで、本来なら夕方枠でと進めていたのが広告会社の営業のポカで
深夜枠になりスポンサー(もしくはそこから出る資金)が減る為予算がかなり厳しくなった。
おまけに監督の相談もなく韓国に丸投げして監督がキレて降りたとか・・・
管理能力が高いといわれている高松監督が降りたのだったら作画などこれから立て直せるのか(泣)
高松監督の作品は好きなので次回作に期待します。
Posted by PAKABON at 2005年10月12日 21:02
初めまして。私もアニメには期待を裏切られたクチです。
でも、「萌えの皮を被った熱いスポーツ小説」と呼ばれてる原作(集英社スーパーダッシュ文庫)は一度読んでみてください。
既刊全部読めとは言いません、1巻と2巻だけでも読んでみてください。
フィギュアスケートを知っておられるのでしたら余計にその文章からあふれる躍動感を感じられるでしょうから。
そしてアニメスタッフがいかに無能かということも。
Posted by せりか at 2005年10月12日 21:26
>>PAKABONさん、コメント有り難うございます。
色々と噂が流れているようですが、実際に放送された中身があれでしたから……
実際どうだが分りかねますが、元々フィギュアスケートという難しい題材を扱うからには関係各位の覚悟がなければならないと思います。

高松監督はスクランでの手腕が見事でしたから、こんな状況は本意ではないと思われますが……
分らない事だらけです、このアニメは。

ギャグなのかフィギュアスケートという芸術を扱うのか。
その辺りもはっきりしてもらいたいです。
少なくとも100億ドルは言い過ぎ。第一次世界大戦後のドイツマルクみたいなインフレ具合です。
Posted by みやびあきら at 2005年10月12日 21:30
>>せりかさん、コメントありがとうございます。

原作の評価が高いからこそのアニメ化だと思うのですが。
この出来では、原作ファンも満足出来ないでしょうし。
新規のファンに関しては、少なくとも芸術としてのフィギュアスケートの描写に惹かれてファンに……
アニメではどちらかというとオモロイアニメとしてしか新たな支持を得られない気がします。
でもこれってフィギュアスケートこそが主題の作品ですよね?
その主をないがしろにして成功も何も無いように思えます。

このままではただでさえ多いアニメの中で埋もれてしまいます、勿体無いですよ。
Posted by みやびあきら at 2005年10月12日 21:30
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