2005年11月02日

地獄少女 第5話「高い塔の女」

 ←名前の読みは捨ててしまった音声記事(ダメやん)

 今までの話の中で一番凝ってたお話し。勿論ツッコミどころが満載なのは従来の規定路線?通りなのですが、明らかに色々とやってみせた、分った事が多かった回でした。

 第五話の依頼者:浦野美沙里(CV:川澄綾子) ターゲット:海部里穂(CV:根谷美智子)

 名前を見るとミザリー?とか思っちゃいそうだが、スティーヴン・キングのミザリーとは全く違う話なので気にしない方向で(でも映像化されたキング作品好きとしては、地獄少女にはもっと無茶して欲しい気もする)でも毎回登場人物名は気にするようにしています、直感的に感じる事が無ければそれ以上は考えませんけど、引っ掛かった場合はちょい妄想。

 ええ、最初はいつも通りに依頼者が単純な被害者であり、ターゲットが単純な加害者である構造に対して捻りを入れ第五話。万引きした事をネタに脅迫された美沙里が、自称コンピューターの精通し、通販会社(下着とか女性向けのネット通販が基本だったみたいだけど業務拡大中)女社長である本当はコンピューター(これにはネットワークだなんだIT関係全般って感じか)なんて全然使えない里穂のか下の手足となって、ネット犯罪で成功中みたいな? もうそのスーパーハッカーというかクラッカーぶりには驚かされる女生徒さまな美沙里が最初の肝なんだな。

 商売敵を消す為に地獄通信を利用しようとしていたので、いつもの噂話をたまたま聞いてアクセスではなく。なんと何度もアクセスに成功し、更に送信に成功している辺りは美沙里がアクセスできる素養(依頼者足りえる何か)以外に、どうもネットワークの知識に長けている部分があったのかも知れない。だって美沙里は地獄通信のサイトをハックしようとして、逆に自分側のファイアーウォールを破られて云々言ってましたし。……誰が逆ハッキングしたんだ?地獄通信のシステム管理者は誰なんだ?

 そうそう、いつも依頼を受けるパソコンの隣においてある三体の藁人形が仲間の一目連骨女輪入道でもあったんですが、今回ちゃんと三人が藁人形姿のままで会話に絡んできました。ふーむ、代理アップってのが気が付けるだけの何かはあるんだ。深夜12時丁度でなくても、アクセス出来るっぽいし!?いやはや今回は情報量多いよ。

 なに書いてるか自分でも分らなくなってきたな。
 見所は、超常の力で何でも解決していたんじゃなくて、妖怪?三人組が地道に潜入調査していたあたりでしょうか。どうやら以来が正式に結ばれれば過去の事象を含め何もかもが筒抜けになり、いつものお仕置き時空発動! となるのですが。そうでないときは能力が限定されるようです(全員が限定されているのか、あいの能力が完全発動してのお仕置きなのかは分りませんが)

 骨女はアルバイトで本社潜入。女性しか採用されない為ですが、他の社員達から情報を得ています。一目連は関連会社の100円ショップ?のバイトで潜入。元は本社にいた男性店長(そっちの趣味持ち!?)から貴重な情報を得ます。輪入道は役所巡りで戸籍なんかを確認と…… 何だか夜の9時頃から放送している番組を見てるかのような既視感が逆に新鮮だったですよ。輪入道は更に本社フロア?の監視が出来る警備員としても潜入、覗く役は一目連が適任なんじゃと感じつつも、対男性店長要員として出向中…(苦笑)

 実は美沙里は、父親を電車内の痴漢冤罪から発した里穂からの脅迫により、ネット犯罪要員として利用された挙句に最終的にそれを暴こうとして殺された。そんな父親の事を調べ復讐する為に潜入していた事が明らかに。この辺はいつもと違いますよね、しかし復讐は自らの手で行うつもりだった事も同時に明らかになった事から、地獄通信を利用する気はなかったものとも思われます。嗚呼、利用する気なかったのになぁー。

 人殺しもするし、内偵?も行うダーティーな探偵の登場で(見た目もベタ)逆に追い詰められて殺されかけて…… そこで12時、はっ!地獄通信!? アクセス、送信で閻魔あいと接触、説明を受けて何等躊躇もせずに即赤い紐を解き、正式契約。里穂の過去を再現しつつお仕置きそして地獄流し……

 ん? 里穂は過去に付き合っていた男が別の女とそういう関係だった事に逆上し二人を直接殺めているわけで。更に美沙里の父親、今回乗っ取り中の会社の代表(だっけか?)を探偵依頼して殺させている訳ですから、ほっといても地獄に流されるのは間違い無さそうです。でも、今すぐに流したかった。そして生きている今さえ楽しめればという考えで…… 最後にはどうせ自分も地獄へ流されるのならば、人生を謳歌すればいいじゃないかとばかりに、理穂のマンションも会社も乗っ取る形になった美沙里の変化を……… 同じ穴の狢ですか、今回は。皮肉たっぷりのお話しでした。

 ええ細かい点で実は凝っていたのが、強盗として捕まった殺し屋探偵のこと。どうやら元から強盗に見せかけて美沙里を殺す計画だったようで、ガードマンだった輪入道を殺して(死んでませんけど)偽装工作を行おうとしたんでしょうね。でも、警察に捕まってその事を証言している事から彼の記憶はその時点では消えていない。締めで骨女と会話していたOLが、彼女目の前から骨女がいつの間にか消え、同時に記憶その他が消える瞬間が描かれつつ、声を掛けてきたOLからは既に存在した事事態が消えていたあたり。関わり具合から時間差その他があってから証拠を残さずに仕舞いにしている事が分ったりもしました。

 探偵のその後は分らないのですが、父親を直接殺した実行犯ぽいですし美沙里により極刑へと持っていかれるとは思うんですよ。生かして今後利用するってのもありでしょうが、悲劇のヒロインとしてマスコミにも取り上げられた方が仕事がしやすいと思うんで…… 美沙里ならば直接殺す事無く余裕で本社社長室に設置されたマシンから口座残高の書き換え、他者のPCに侵入しての各種工作。もう、電脳犯罪者としても企業家としても成功は目に見えてますから、誰かが地獄通信で美沙里の名前を送信しない限りは!!

 脚本は西園 悟さん、絵コンテはこでらかつゆきさん。ああ何だか納得。シリーズ構成と第2話の脚本の金巻兼一さんとは違ったブラックな脚本と絵コンテ担当は同じ。突っ込みつつも楽しかったのはその辺にも理由がありそうです。

 地獄通信(公式サイト) 東京MXテレビ ※ 地獄少女 STUDIO DEEN official web page 地獄少女インデックスページ #地獄少女_05

 「地獄少女」 第一話 第二話 第三話 第四話 第五話 第六話 の感想へのリンク。

 P.S.個人的な隠れ見所は、お仕置きシーンでの一目連輪入道の熱演ですね。だって二人で熱いベーゼ…… 抱き合ってキスまでしてやがりますよ!!(爆) 本来の過去ではドアが開いて里穂が来たのに気が付かないほど夢中で何かをしていたか、なかよし読者には見せられない現場だったんでしょうけど。あかん、このシーンの本当意味でのインパクトは妄想を膨らませれば膨らませるほどにヘビーでヒートガイJだぜ。

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地獄少女 1
地獄少女 1
ラベル:地獄少女 アニメ
posted by みやびあきら at 19:00| Comment(0) | TrackBack(3) | 放送終了アニメ感想〜2006春頃 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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